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(回答先: シリアに米最後通牒アラブ諸国強震で旧約聖書に遡るイスラエル狂信の災い歴然 投稿者 木村愛二 日時 2003 年 4 月 18 日 14:39:24)
現在の「偽イスラエル」の「神学」については、目下、電網無料公開中の拙訳『偽イスラエル政治神話』の以下を参照されたい。
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http://www.jca.apc.org/~altmedka/nise-7.html
1章:神学的な諸神話(その1)
1節:“約束”の神話……約束の土地か、征服した土地か?
《わたしはこの地をあなたの子孫に与える。エジプトの川から、かの大川ユフラテまで》(『創世記』15章18節)
政治的シオニズムの統一主義者の読み方
●《聖書を所有し、聖書の民と同様に考えるものは誰でも、聖書に記された土地すべての所有を要求すべきである》(モシェ・ダヤン将軍、『エルサレム・ポスト』67・8・10)
[後略]
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現在のイスラエルでは、イスラエル人の著名な神学者曰く:《イスラエル国家は、軍隊を所有する国家ではなくて、国家を所有している軍隊である》。しかも、その軍隊の起源は、最悪のテロリストであった。以下を参照されたい。
----- 引用ここから ------------------------------
http://www.jca.apc.org/~altmedka/nise-29.html
[中略]
エルサレムにあるヘブライ大学のイェシャヤフー・ライボヴィッツ教授の主著は、一九九二年にはフランス語でも翻訳出版された『マイモニドの信仰』[訳注1]であるが、彼は、二〇年にわたって『ヘブライ百科事典』の編集を指導してきた。
訳注1:マイモニドまたはマイモニデス(一一三五〜一二〇四)。コルドバ生れの法師。アリストテレスの哲学体系を吸収して、合理主義的でタルムード学派的なユダヤ教の律法を完成した。ヘブライ語では、モシェ・ベン・マイモン。
彼の著書、『イスラエルとユダヤ教』[前出]はヘブライ語で書かれており、一九八七年にエルサレムで出版された。フランス語版は、彼の死の直前の一九九三年に出版されたものである。この本の中で、彼は、パレスチナに一九三四年から住んでいた一人の悩み多きユダヤ人として、宗教的シオニストの信仰を抱く視点から、つぎのように、政治的シオニズムに対する自分の意見をまとめている。
《われわれのシステムは根底から腐っている》(同前)。そして、これには二つの理由がある。
(1)《われわれの不幸は、すべてが国民と国家の問題に関わりを持つことから生じている》(同前)。もしも、国家と国民が、それ自身の目的を同じくするものであれば、その時、《ユダヤ教は捨てられる。なぜなら、最も重要なのはイスラエル国家になるだからだ》(同前)。
《国家主義は、人間の本質の破壊である》(同前)。《イスラエル国家は、軍隊を所有する国家ではなくて、国家を所有している軍隊である》(同前)。
[後略]
----- 引用ここまで ------------------------------
以上。