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(回答先: シリアに米最後通牒アラブ諸国強震で旧約聖書に遡るイスラエル狂信の災い歴然 投稿者 木村愛二 日時 2003 年 4 月 18 日 14:39:24)
各人、正しいもの、間違ったものをここから読み取って下さい。
http://www.asahi-net.or.jp/~zm4m-ootk/56ezekieru.html#kome1
ここからは私見です。
確かにこの国も歴史事実としてそのような間違いはあった。けれど、それで「すべて」を否定するものにはならないからです。一国が一神教と成るには、そう成らざるを得ぬ状況が有るからです。
それはやはり国民を統率し煽動する為のものでしょう。そこには当然戦乱に突入する折の王権の目論見以外のなにものでもありません。
宗教は土台利用されやすく、しかしアラブなど現在一神教(布教宗教)の地は、そうする事でしか民族統率できない、その為には仕方の無いものでした。そうなっていった時から宗教は宗教で無くなっていったのです。("自分が一番"とするのはすべて反宗教)
これらの印象で"ユダヤすべてが悪い"といった風潮になだれ込む事は好ましからざる問題として認識しています。
もともとはユダヤもキリストも仏教もそれ以前の神と人との純粋な関係形態から別け生まれたものです。人を人たらしめる、人の敬うべき存在を自ら頭上にかかげる事で、人は助け合い、喜びあい、文明は発祥したものですから。(エジプトのピラミッドだって民衆が喜び奉仕した建造物である事は現在では分かっている事でしょう)
そうでなければ今回のような無秩序きわまりない略奪の繰り返しで、人類はおのづと滅んでいた筈です。
世界各地に元から有るめでたき祝儀の数々、まつりごとはいざこざのある所からは決して生まれないものです。顕著なのがこの日本の節目節目を祝う"まつり"です。
"神を信じて宗教を信ずるなかれ"
古くから悪政によって宗教は変ぼうしていったのです。数の権力、圧政のなした所業です。叩くべきはそこです。
無神論的立ち場から発言するのは別によいのですが、これですべての戦争に到達した事への宗教を批難することは危険です。ですが、正しく見誤らないように現在の反宗教の本質を暴いてそれを突いてゆく事は間違っていません。
ちょっとかじって調べれば解る事です。
日本は幸なことに現在、自国、世界各国多神論者の集う各宗教の融合することのできる国となっています。相手の信仰を否定しない多神教の土台がもともとある国だからこそなせる調和の取れたバランスです。
ただ、宗教の自由とかで出鱈目な新興宗教を生ませる結果にもなっていますが、それは「宗教とはなにか?」を学んでこれなかった時代があるからです。これから学べばいいことです。
どんどん怪しげな所は襤褸が出て綻んでくるのでしょう。
だから、純粋なこの国の土着神信仰から生まれた自然発生宗教(対:布教宗教)までを混ぜこぜにして否定する事は間違いです。
ブッシュはイスラム教を、インチキ宗教と批難しました。
(「I just,I cannot speak strongly enough about how we must collectively get after those who kill in the name of some kind of false religion.」2002/8/1:ホワイトハウスにて)
同じでは困ります。
キリストも釈迦もみなカミとタミの仲介人「トミ(臣)」(シャーマン)としての役職に自覚を持ち立ち場を務め挙げただけです。何時の世もそれを利用するものがいる。そいつらを叩けばいいのです。