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(回答先: 「ユネスコ緊急アピール」略奪品密輸入対策。「米文化財諮問委員会」委員長ら3委員、米政府批難・抗議の辞任(毎日新聞) 投稿者 Fulumine 日時 2003 年 4 月 18 日 13:24:38)
イラクの考古学美術館の略奪で、これは多分プロが関与しているだろうとの話がトロント・スターに出ていた。
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ローヤル・オンタリオ美術館の上級博物館員キールに届けられた報告は、バグダッドの美術館のコレクションで他
の美術館にオリジナルの部分のレプリカがあるものだけが残されていることを示している。
つまりプロの美術窃盗が働いていることを意味している。「彼らは何を探しているのかはっきり知っていた」と、
イラクで働き、1966年の考古学美術館の開設の時にもいたというキールが言う。
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でもって、もっと組織的に臭いんじゃないの?と示唆しているのは、
ユネスコやら考古学者やらがペンタゴンに、大変なことになるからちゃんとしてくださいねと言っていたのに、対応
がまるでなされていないこと(米軍は見過ごした)。
もう一つは、アメリカもイギリスも、ハーグ条約(1954年)の戦乱時の美術品などの略奪保護条約に署名していな
い。タリバンの時に有名になったやつですね。
(でもこれ、日本も加盟してないんじゃないか?
http://www.unesco.org/culture/laws/hague/html_eng/page9.shtml
ユネスコの該当ページではそうだ。)
だから、ペナルティなしにではないが米国当局が多少何かを緩める程度のことがあれば、輸入できるだろうと言われ
ている。そして、この決定にロビーイングしたのではないかと言われているのがACCPという団体。ディーラーと法律
家から構成されている設立2年の団体・・・とほほ。
http://www.cnn.com/2003/WORLD/meast/03/01/sprj.irq.antiquities/
この団体は、美術品等について政府関係者にアドヴァイスをしただけだと今のところ主張している由。上は、確か
に、アピールしている(^.^;;。
そういうわけで、どうも、これってなんですか、このイラク侵攻のタイミングに併せて用意周到にこっちでもお金儲
けしましょう、ドル暴落もあるかもしれないんだから最後は美術品だ、と。そういう話でしょうか? でもって、
「イラク人が暴れ出すとは考えてなかった、アリババと盗賊の血だな」とか言えばいいかな、って思ってた?
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http://www2.diary.ne.jp/user/178338/