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■□■ 日刊ゲンダイ Dailymail Digest 2003年 4月17日号(平日毎日発行)
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※本日配信の『日刊ゲンダイ Dailymail(有料版)』より一部の記事を抜粋して配信
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◆◇ Today's Head Line
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_/_/_/ 日刊ゲンダイ Dailymail Business _/_/_/
フセインは爆死したようだが山積の難問が残った
独裁者フセインを倒したことは結構だが、この戦争は果たして
ブッシュが勝利したといえるのかは疑問だという声が強まっている
解決はまず不可能 異常な戦後の事態
■ サスケの覆面が県政の争点に 素顔は普通だけど…
■ ブッシュ政権もお手上げ 反米感情高まるアラブ富豪のドル資産売りの衝撃
■ 化学兵器 本当にある? 探索部隊を大幅増強
■ サハフ死んでも人気は死なず!?
■ 道路公団 職員8800人に運転手700人 多すぎると民営化委の猪瀬氏
■ 【話題の焦点】
・ GW海外旅行チケット
“投げ売り合戦”真っ盛り 相場の半値が当たり前
■ 【ビジネス&企業News】
・ 感染者3000人突破! SARSショックに日本企業の悲喜こもごも
・ 《マック》商品大幅変更 ブランドイメージは変わるか……他
──[ 連 載 記 事 ]──
▼ 【霍見芳浩のニッポンを斬る】
イラク復興支援 日本が参加する必要なし ──
▼ 【この会社の人と事件(笹子勝哉)】
国家ぐるみの“含み損隠し”進行中 ──
▼ 【新富八郎の株ズバリ一発】
デジカメ用レンズ絶好調 タムロン黒字転換、最高益を同時達成 ──
▼ 【耳より情報】
IT企業のSARSリスク ──
▼ 【うわさの真偽】
・ 「見せ玉」注文横行の理由 ──
・ ナメられた、みずほFG株 ──
_/_/_/ Today's Topics _/_/_/
≫ 居直り健四郎・松浪議員 これだけあるヤバイ話
≫ 松井大活躍ショック!! スター不在・入場者減・視聴率ダウン
読売巨人軍の泣きっ面にハチ
≫ 「サムターン回し」被害激増
≫ 「衝撃と恐怖」商標申請取り下げへ〈ソニー〉
─ Dailymail Businessより ─────────────────────────
■ フセインは爆死したようだが山積の難問が残った
■ 独裁者フセインを倒したことは結構だが、この戦争は果たして
■ ブッシュが勝利したといえるのかは疑問だという声が強まっている
■ 解決はまず不可能 異常な戦後の事態
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ブッシュによるイラク戦争「勝利宣言」は時間の問題になってきた。米英軍がイラ
ク全土を掌握し、フセインもすでに爆死したらしいからだが、しかし、米国は本当に
勝利したといえるのか。
大量の爆弾で独裁政権を潰したのは結構だが、問題はこれからで、新生イラクをど
うつくるのか展望がまったく見えない。また、米国にとってイラク攻撃は「世界支配
戦略の序章」。ブッシュの「攻撃される前に攻撃してしまえ」という先制攻撃論が、
世界中に解決不可能な事態を次々と引き起こすことは間違いないのだ。
まず喫緊の課題はイラクの戦後復興をどうするのかである。米国の青写真はこうだ。
〈フランクス中央軍司令官を「総督」にして米軍を駐留させながら、退役将軍ジェイ・
ガーナーを行政官にして、その下に国内外のイラク人による暫定行政機構をつくる〉
しかし、これは皮算用以外のなにものでもない。
国際問題に詳しいジャーナリストの恵谷治氏が言う。
「イラクにはイスラム教のシーア派、スンニ派、原理主義者の反目、クルド人問題、
300の部族の利害などがひしめき合っています。フセインはそれを強権支配で封じ
込めていたわけで、問題はイラクを束ねる指導者が出るかどうかです。新リーダーと
報じられるイラク国民会議のチャラビ氏は米CIA以外、誰も信用していない。しか
もシーア派もクルド人も湾岸戦争の際に米国からフセイン打倒の“決起”をそそのか
されてダマされた経験がある。嫌米意識の強いイラクで米国主導の民主化は無理なの
です」
予定された米国主催の暫定行政機構の準備会合は、欠席者が続出で開催できない状
態。このままでは米軍がフセインに代わって軍政を敷くしかないのだ。
米国のフセイン政権潰しは、近隣の中東諸国に疑心暗鬼を呼んでいる。大国の欺瞞、
傲慢に「イラクの次に攻撃されるのはどこの国だ」と猛反発しているのだ。これは当
然で、ブッシュを操るネオコン(新保守派)は「中東を次々と民主化する」とドミノ
宣言。しかも、彼らは「民主化」を外交ではなく問答無用の武力でやろうというのだ
から尋常ではない。
ブッシュは「シリアは化学兵器を所持している」と言い出し、米マスコミも「イラ
ク政権幹部がシリアに脱出」とあおっているから、中東各国は「イラクの次はシリア」
と警戒しているのだ。
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