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｜｜｜｜｜｜｜ シオンとの架け橋
＿＼＼｜／／＿ イスラエル・ニュース
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＿＿＿土＿＿＿ http://www.zion-jpn.or.jp
「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(13日)ガザでまた人間の盾が重傷
★(14日)ついにミサイル警戒レベルを低下
★(15日)新閣僚名簿にアラファト議長が激怒
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2003年4月13日（日）
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＊シャロン首相が、パレスチナがテロを放棄した場合には、イスラエル
も「苦渋の決断」により歴史的領土を放棄しなければならないと発言。
ロードマップにより和平の道が開けるとの考えを示した。(H,T,7)
＊シャロム外相が今日、トルコを訪問。トルコはイラク戦争非協力で米
国との関係が悪化しているため、イスラエルとの関係強化を通じ、対
米関係の改善を図っている。(P)
＊英国のストロー外相が電話でアラファト議長と会談。和平ロードマッ
プがイスラエルの要求で変更されることは無いと語った。(P)
＊ガザでまた「人間の盾」が重傷。現場ではパレスチナと国防軍の銃撃
戦が行われていたもよう。(P,H)
＊ＥＵがパレスチナ難民への支援金を１５００万ドル増額。(P)
＊パレスチナではイラク惨敗の後、フセインの写真を撤去する動きも出
ているが、この週末には大規模なフセイン支持デモ。米英と同盟した
他のアラブ諸国を激しく非難する指導者も。(P)
＊ヘブロンの南で、国防軍によりパレスチナの青年１名が死亡。軍は状
況を調査している。(H)
＊米国会にシリア制裁決議が再提出。多くの議員が賛成の意向を示して
いるが、ブッシュ大統領は「対話の窓口は開けておくべき」として反
対していた。(P)
＊ポラズ内相は、エチオピアに２万人いると言われるファラシャの帰還
が財政的問題で困難だとの見方を表明。ファラシャはユダヤ人の血を
引くが、数百年の間にキリスト教に改宗しており、現在、ユダヤ教へ
の再改宗が進められている。(P)
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2003年4月14日（月）
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＊モファズ国防相はイラクからのミサイル攻撃の可能性はほとんどなく
なったとして、警戒レベル引き下げを決定。気密室とガスマスクの準
備指令は解除された。(P,H,T,7)
＊入植地放棄を示唆するシャロン発言に対し、パレスチナ側からは疑問
視する声。和平交渉担当者だったエレカット氏は「世論を欺く策略に
過ぎない」と語った。(P,T)
＊パレスチナ国家を認める前提は、彼らが難民帰還権を放棄することだ
との考えを、シャロム外相が表明。ワシントンを訪問中のワイスグラ
ス官房長官も同じ考えを米国に伝える予定。(P,T,H)
＊重傷を負った「人間の盾」の両親がイスラエルを訪問。国防軍が意図
的に人間の盾を標的にしたと非難した。国防軍は、テロリストとの戦
闘への妨害だと「人間の盾」の活動を非難している。(P,H)
＊北部の町キリヤテ・シェモナの市長が、過越の祭りの期間中レバノン
への偵察飛行を中止するよう国防軍に要請。ヒズボラの対空砲火が激
化し、観光収入に影響が出る恐れがあるため。(P)
＊アッバース氏が自治政府新閣僚リストをアラファト議長に提出。警察
を管轄する内務相はアッバース氏自身が兼務。エレカット氏やラボ氏
も降格され、代わって改革派の新閣僚が指名されている。(P,H)
＊ベルギーが訴訟法を改正し、シャロン首相の訴追の可能性が無くなっ
たのを受け、召還されていたベルギー駐在大使が復帰へ。(P,H)
＊エルサレムで今日、チーフラビの選挙。アシュケナジとセファラディ
でそれぞれ１名ずつチーフラビが選任される。(P,H)
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2003年4月15日（火）
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＊数百人のイラク指導者がシリアに逃亡したと、米英イスラエルの諜報
機関が分析。米国政府は、シリアがイラク指導者を匿い大量破壊兵器
を隠しているとして、制裁措置を課する方針を発表した。(P,H)
＊アラファト議長が、アッバース氏が提出した新閣僚リストを見て激怒
したことが判明。関係者が仲介工作を行っているもよう。(P,H)
＊セファラディとアシュケナジのチーフラビに、シュロモ・アマル師と
ヨナ・メツゲル師。任期は１０年だが、その間にチーフラビ制が一本
化されるとの見方も。(P,H)
＊テルアビブ近郊のクファルサバにある大学で月曜朝、爆弾が発見され
たが、安全に処理された。(P,H,7)
＊日曜夜にナブラスで逮捕されたパレスチナ人が、自爆テロを計画中だ
ったことが判明。(P)
＊昨年の過越の祭りにネタニヤで発生し、２９人の死者を出した自爆テ
ロに関わったハマスのテロリスト４名に２９回の終身刑。(H)
＊ポラズ内務相は「他に重要な課題がある」として、今年は過越の祭り
の期間中、パン種の取締りを行わない考えを示した。(P,H)
＊湾岸地区で従軍するユダヤ人兵士のために、一人で出来る過越の祭り
キットが配送されている。(7)
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関連用語データベース・1999年10月以降の記事の全文検索は
http://www.zion-jpn.or.jp/p0404.htm へどうぞ
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［情報源略号表］
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ７ http://www.a7.org/
T=イスラエル・トゥデイ http://www.zion-jpn.or.jp/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
［転載・引用・再配布について］
教会活動等の非営利目的ならばＯＫです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行：「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集：石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。