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シリアが次のターゲットか、と名指しされている。
大義名分はまたしてもないのにである。
イランと北朝鮮の核問題はどうなったのだろう?
イラクが消えてイスラエルにとっては安全保障の問題がひとつ解決したと思っていることだろう。
ところがシリアイスラエルとアメリカに挟撃される格好になってしまった。
地政学的にイラクは中東の中央に位置し重要である。
シリアとイランとの連携もたたれてしまった。
シリアは石油輸出国である。
それはイラクからのパイプラインからの密輸があったからだ。
それがとめられてしまう。
石油問題は戦争の大きな原因である。日本がインドネシアに向かったのも石油をアメリカから止められて石油を獲得するためだった。
今年のシリアの石油輸出は激減する見通しという。
シリアは「油断」にさらされ、窮鼠になるかもしれない。
イスラエルにとってはイラクが消え、そして目の上のたんこぶのシリアの弱体化につながる。
そこまで考えてアメリカがイラクを占領したのかどうかはしらないがそういった中東戦争の構図からみるとかなりイスラエルには得になっている。
第二次大戦はヒトラーがここまでなら誰も文句いわないだろう・・と次々と周辺国を侵略していったのが発端とされる。
ライン川への進駐、オーストリアの併合、チェコの併合、そしてポーランドへの侵攻でとうとう戦争がはじまった。
アメリカがアフガンとイラクを攻撃し次にシリア、、、と続くとなればイランは真剣に次の次を心配するだろう。イランはすでにアフガンとイラクでアメリカの挟撃にあっている。オセロのこまのように地域勢力図がぬりかえられようとしている。。。