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(回答先: 反米のアプローチ 投稿者 パクス・アメリカーナ? 日時 2003 年 4 月 12 日 00:51:39)
一個人から発想する反米の戦略というのは興味深いテーマで検討すべきことは多いように思います。しかし、ともかく出来ることはある。と、私は確信しています。
ひとつには、アメリカを最終的に倒せるのはアメリカであるということ。もうひとつには、そのためにはアメリカ包囲網が彼らの野望をくじくことが必要ということだと思います。
アメリカは基本的には経済において行き詰まっています。もはや彼らの利点は軍事力だけです。今回のような(計画的な)暴走の背景には、本来隠しておきたい帝国の本質を剥き出しにせざるを得ない彼らの事情があるわけです。
このへんは、意見を異にする人がいると思いますが、そのような状況下でわれわれ日本に住むものができることは、「アメリカについていくことは破滅を意味する」という理解を同胞の間に広めていくことだと考えます。それによって、経済的な意味では、アメリカとヨーロッパの間でアジア圏という第3極を形成していく政策が(犠牲は大きいとはいえ)可能ですし、直接に政治的な意味では、アメリカにコントロールされた国内の支配層の除去、アメリカに依存しない外交能力の獲得などが近未来の目標となりうると思います。
簡単にいって、アメリカの手駒としての日本を失わせることが、日本に住むものの「反米」の作法であると考えます。