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外交部の劉建超スポークスマンは10日の記者会見で、イラクの戦後復興問題について記者の質問に答えた。
―― イラクの戦局に大きな変化があったが、中国政府はイラクにどのような援助を予定しているか。イラクの戦後復興に向けた中国の考えや役割は。
第一の問題について、戦争はイラク国民に深刻な人道問題をもたらしている。中国はイラク情勢の推移を慎重に見守っており、イラク難民にいち早く援助を行っている。今後も引き続きさまざまなルートを通じて援助を行っていくつもりだ。
第二の問題について、われわれは国連の枠組みで、安保理決議に従い、全面的かつ適切に問題を解決すべきだと考えている。敵対行為を早急に終らせ、人道被害の拡大を防ぎ、イラクの平和と安定を取り戻すことが先決だ。
―― イラクの次期政権はだれが担うべきだと思うか。
イラクの戦後復興問題でわれわれは、イラクの独立、主権、領土保全が尊重されるべきだと主張している。イラク国民の意見と選択、イラクの隣国や関係国の合理的関与、国連の主導的役割が尊重されるべきだ。
「人民網日本語版」2003年4月11日
http://j.people.ne.jp/2003/04/11/jp20030411_27866.html