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パレスチナホテルに設置されたウエブカメラ、
http://cgi.cbs.com/video/video.pl?url=/broadcast/*/livenews.rm&plugin=1&proto=rtsp
で銅像が倒されるまでの様子を見ていました。そこで不思議に
思ったことを報告します。
このカメラは通常銅像のある広場に向けて固定されてます。
その日、米軍の戦車がホテル周辺に現れると、カメラの
アングルは慌しく変更され米軍の様子など写しはじめました。
間もなく数台のカメラが回線に接続されたようで、様々な
アングルの映像が流れてきました。
戦車に近寄った映像、銃を構えて周囲を警戒する米兵などが見え
ました。しばらくすると、広場を見下ろすアングルから、市民
らしき一行が左の方からぞろぞろとやって来ました。銃を
構える米兵がいるのに怖くないのだろうか?と疑問に思いながら
見ていると、どうも市民は同じ方向からしか来ていないようで
した。(広場を見下ろす一台のカメラが市民の様子をとらえて
いましたが、別方向からも市民が来ているのなら、そちらにも
カメラを向けるはずですが、そのような映像は無かったと思います)さらに不思議だったのは、その市民の一団は申し合わせた
ように銅像の広場に直行したことです。
あの市民たちはどうして米軍が来たことを知り、一斉に道路に
出てきたのだろうか?どうしてためらいも無く誰もが銅像前に
向かったんだろうか?実に良いタイミングで現れています。
このウエブカメラからは音声もストリーミングされていて、時折
遠くの銃声なども聞こえています。もし米軍が拡声器などを
使って「これから銅像を倒すので広場に集まるべし」と告知した
のなら、それはカメラから聞こえるはずです。
どこかのキャスターが戦車から首を出している兵士にマイク
を向けると、兵士はヘルメットを脱ぎ「市民はとても
フレンドリーだ」と言いました。任務中の兵士がマイクを向け
られたからといってヘルメットを脱ぐのも奇妙に感じました。
ちなみに私はこのカメラでホテルが砲撃された瞬間も
見ていました。遠くのスピーカーから流れるコーランの声
を突き破ってものすごい着弾音がしました。しかし、
米軍の砲撃前に、米軍が主張するような、このホテルからの銃撃音などは聞こえていません。