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バグダッド市内のホテルにとどまり取材活動を続けている日本人フリージャーナリストが日本時間10日夜、衛星電話で朝日新聞の取材に答え、「市内は市民による略奪が広がっている。多くの市民はフセイン体制の崩壊と米軍の首都制圧に戸惑っているようだ」と語った。
このジャーナリストによると、市内は略奪のための車が走り回っている。9日までは政府機関の建物などが中心だったが、10日は外国に避難した上流階級の家なども略奪の対象になっているという。また、大統領像が引き倒されたパレスチナ・ホテル前の広場で、米兵に手を振っていた市民は200人ぐらいで全体からみれば少数だという。
「多くの市民は『ブッシュも嫌いだが、サダムは大嫌い』という感情。『これからイラクはどうなるのか』『フセインは戻ってくることはないのか』と戸惑っているのではないか」と話した。
市内で散発的に続いているとされる戦闘については、「抵抗しているのは、ヨルダンやエジプトなどから入ってきた義勇兵で、イラク国軍兵士ではない。兵士の数は分からないが、戦闘はそう長くは続かないだろう」との見通しを語った。
また、「人間の盾」の人たちについて、「一部についてはイラク側が8日に『もう施設に泊まり込む必要はない』と通告したようだ。盾の日本人のうちの1人は、8、9日を市内のホテルのロビーで過ごしていた」と語った。
(04/11 01:56)
http://www.asahi.com/international/update/0411/005.html