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小泉首相は10日昼、イラクのフセイン政権崩壊について、「(戦争が)短期終結の状況になって良かった。戦後復興について国際協調体制を早く作り、国際社会が協調していくべきだ」と述べ、日本としても復興支援に前向きに協力する意向を表明した。
ただ、「まだ戦闘が続いている地域もあり、フセイン大統領の居所も分からない。(戦争は)終わっていない」とも指摘し、戦争の完全終結まで戦況を慎重に見守る考えを示した。首相官邸で記者団に語った。
政府は、米国が勝利宣言した場合、小泉首相とブッシュ米大統領の電話会談や、訪欧中の川口外相の談話発表を検討している。また、イラク復興支援のため、米国のイラク復興人道支援庁(ORHA)に日本政府職員を派遣する方向で検討している。
また、福田官房長官は同日午前の記者会見で、イラク復興について、「世界第2の経済力という地位を持つので、それ相応の協力をすべきだ。進んで責任を持たなければならない」と強調した。さらに、当面は米英軍が主体で治安の回復などを担当するとの見通しを示し、「どういう時点から協力できるか、状況を見ながら判断する」と語った。
(2003/4/10/14:21 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20030410i104.htm