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■□■ 日刊ゲンダイ Dailymail Digest 2003年 4月11日号(平日毎日発行)
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◆◇ Today's Head Line
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フセイン21日で壊滅
米軍のイラク統治にこれだけの難問
■ イラク戦争後に残されたこれだけの問題 戦争に勝ったがアメリカは大変だ
■ 【ビジネス&企業News】
・ 18カ月連続の前年割れ 〈ユニクロ〉不振の深刻度
・ “株安”大手商社も下方修正相次ぐ
・ 最悪!! GWの海外旅行前年比35%の大幅減 ……他
──[ 連 載 記 事 ]──
▼ 【この会社の人と事件(生田忠秀)】
ノンキャリア官僚の「天下り」も急増中 ──
▼ 【NYアナリスト 日本株をこう買う】
イオングループ〈スギ薬局〉年率20%と高い ──
▼ 【耳より情報】
2大顧客を獲得した「ハリマ化成」 ──
▼ 【うわさの真偽】
・ マザーズは一極集中相場に ──
・ SARS関連が次々出現 ──
▼ 【サラリーマンワイド】
《シリーズ 熟年離婚》
家事は出会いはセックスはどうする?
突然のバツイチ暮らしを乗り切る知恵 ──
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≫ 米軍が「メディアの拠点ホテル」を攻撃した理由
─ Dailymail Businessより ─────────────────────────
■ フセイン21日で壊滅
■ 米軍のイラク統治にこれだけの難問
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フセイン政権の崩壊はあっけなかった。
圧倒的な軍事力でイラクに侵攻した米英軍は、わずか21日間でバグダッドを制圧。
生死不明のフセイン大統領の銅像が引き倒され、政府要人も共和国防衛隊もアッと言
う間に首都から姿を消してしまった。
ブッシュ米大統領は「歴史的瞬間」と述べ、戦争仕掛け人のラムズフェルド国防長
官は「鉄のカーテンが崩壊した」と勝利宣言してみせた。だが、ブッシュ政権が大変
なのはこれからだ。イラク占領後は難問が山ほどあるからだ。
◆ フセイン どこへ行ったか ◆
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一斉に姿を消した政府要人と共和国防衛隊は?
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開戦から21日で、イラクの首都バグダッドはあっけなく陥落した。イラク軍は当
初、米英軍をバグダッド市内に引き込み、市街戦で徹底抗戦するとみられていた。
ところが、フセイン大統領が7日にイラク国営テレビに出たのを最後に姿を消して
からは、6万人といわれた共和国防衛隊は政府要人とともに雲散霧消。
独裁者がいなくなった時点で戦闘を放棄した可能性が高いが、フセインはどこに消
えたのか。軍事ジャーナリストの石川潤一氏が言う。
「CIAなどはフセイン大統領は米軍機がバンカーバスター4発で空爆した7日に死
亡したと主張しています。しかし、逃げ延びている可能性が高い。イラク軍幹部や兵
士の大量投降はないし、英国の情報当局は地下通路からギリギリのところで逃れたと
話しています。戦力を立て直すため、故郷のティクリットに逃れたとの情報もありま
す」
ロシア外務省は否定しているが、フセインはロシア大使館に隠れているとの見方も
有力だ。
「フセイン大統領は外遊したことがほとんどないが、ロシアは別。旧ソ連時代にコス
イギン首相と会談するなど何度か行き来している。石油利権を与える一方、兵器を買
うなどつながりが深い。フランス政府や米系企業の裏工作に関する機密書類を引き渡
す代わりに、身の安全を保証してもらったとしても不思議はありません」(ある国際
問題評論家)
ほかにシリアや国内の地方都市に逃れたとの説もあるが、確認されていない。普段
から秘書兼ボディーガードにしか居場所を知らせないフセインだけに消息を追うのは
至難のワザだ。
そのほかの幹部はどうしているのか。
「フセイン大統領の2人の息子をはじめ幹部は開戦以来、姿を見せていません。連日、
記者会見でイラク側の主張を代弁してきたサハフ情報相も9日の午後から姿を消した。
欧米メディアの通訳兼監視役を務めてきた情報省の役人も一斉にいなくなった。政権
上層部の指示を受けて一斉に地下に潜った可能性もあります」(石川潤一氏=前出)
フセインや幹部の死体が出てこない限り、フセイン体制は崩壊したとは断言できな
いのだ。
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■ イラク戦争後に残されたこれだけの問題 戦争に勝ったがアメリカは大変だ
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◆ イラク人のまともな政権はできず米国の占領が何年も続く ◆
イラクを支配下に収めたブッシュの悩みは、イラク人をトップに据える暫定行政機
構の人選だ。占領政策の全権はフランクス米中央軍司令官が握り、その下にガーナー
米退役中将が率いる「イラク復興支援室」と、イラク人をトップに据えた「暫定行政
機構」で行われる計画だ。実質的には米軍の軍政で、イラク人による暫定行政機構は
何の権限も持たない。しかし米英両国にとっては「米英軍の軍政」「異教徒のイラク
支配」の批判をかわすために必要な装置。そのトップを誰にするかは、占領統治の成
否を決める重要ファクターだ。
米英両国は、反フセイン組織のリーダーをトップに起用する方針。親米色の強い
「イラク国民会議」のチャラビ議長、反フセイン勢力の反主流派の「イラク民主独立
会議」のパチャチ議長(元外相)。そして在米の建築家、マッキーヤ氏の名前が取り
ざたされている。
「この3人では民族、宗派、政治が複雑に絡むイラクのシンボル的な存在になるのは
極めて難しい。ラムズフェルド国防長官は、『国民会議』のチャラビ議長を起用する
方針だが、早くから英国で亡命生活を送り、国内ではまったく知られていない。しか
も、ヨルダンで銀行経営をしていた時代に横領事件を起こし、有罪判決を受けた古傷
がある。親密な関係にある米CIAも『イラク国民から好意的に見られていない』と
反対しています」(ワシントン在住ジャーナリスト)
「独立会議」のパチャチは、すでに80歳を越えた“過去の人”だ。湾岸戦争時に
「クウェートはイラク領」と公言した過去もある。また、マッキーヤ氏は米国在住の
ハーフで、イラク国民の代表にはなりにくい。
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