現在地 HOME > 掲示板 > 戦争31 > 460.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: 占領軍としての本性を思わず露呈する鬼畜米侵略軍、フセイン像に星条旗を掲げる 投稿者 磯中源太郎 日時 2003 年 4 月 10 日 02:53:55)
筑紫哲也のニュース23「多事争論」4月7日「旗」
http://www.tbs.co.jp/news23/
http://www.tbs.co.jp/news23/taji/s30407.html
アメリカが新しい帝国になろうとしているということの連想からですが、7日のバグダッド攻略の光景などを見ていると、帝国とセットだった植民地というのも、こうやって作られたのかなという気がいたします。
つまり、力関係で抵抗しようにも、圧倒的に武器や軍事力が強いというなかで、中国もインドも中東もアフリカも植民地になっていったんだろうと思います。
だだ違うのは、そういう時代なら植民地にした国に自分の国旗を立てられるんですけれども、今度のイラクはイラクの国民を解放するためで、自分たちが占領するのが目的ではないと言っておりますから、時々星条旗を持ち出す兵士はいるようですけれども、建物の上にそれをひるがえすことはできないということがあります。
それではイラクの旗を立てようにも新しい政権ができていないわけですから、新しい旗は無いと。こういう場合には普通は国連旗が立てられるのですけれども、国連の了承も得ない戦争ですからそれもできない。つまり「旗が無い」戦争になっております。
「旗」というのはそうやって考えてみますと、大義名分、名分というもののシンボルであったのではということをつくづく感じます。そして、それが立てにくい戦争を今、アメリカがやっています。これが旗をめぐる動きが示している、ひとつの背景かなと思います。