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今日の、ニッテレ「今日の出来事」録画しましたか?
どうにも おかしく無かったですか?
今日はパレスティナホテル傍のバグダッド陥落、歓楽と「フセイン像破壊」に群がる市民、との報道を どのチャンネルもやっていた。
その後それを各報道が様々に冷静な判断を示していたのに対し、私の見る限りですが、フジとニッテレは違った感がつよかった。
フジもニッテレも これまでの報道で見ない顔が急に出て来て、米軍の解放、フセイン崩壊を情報操作の典型パターンでひとりでべらべらしゃべっていた。なんともうっとおしい雰囲気。
ニッテレでも、米軍バグダッド派遣記者の佐藤和孝氏が
(一連のジャーナリズム攻撃に対する意識からだと思うし、米軍のやり方を生で見ているのだから余計何かを感じている事は明らか)、
街に駐留する米軍へ怒りを押さえつつあるような、いらだちによる対米軍意識が色濃くでたコメント(録画した人は見て)の後、"フセイン像の周囲で喜ぶ民衆は多くて200人程度"、"その周りはフセイン像が崩れた後泣く人も多く、街が侵略され悲しむ人が多い"とのコメントをした。
その後、一方的にスタジオの声が向うに繋がらなくなり(「切れた?切れた?」と向こうの声は聞こえる)、そのうちにスタジオには、また見た事も無い、西本徹也、元防衛庁統幕議長。軍事ペシャリスト(べしゃりすと)の肩書き。。米軍報道まんまを協調してこれまたべらべらべしゃって説明する男が現われる。。。(フジにもにたような男)
なんとなく うすうす。。呆れ気味。というか 腹ただしくチャンネル変えてしまった。。。
そして次にバクダッドに繋がった時は、イラク市街の道路がクラクションを鳴らす自動車で溢れるシーン。ビル上階からの映像。説明する報道記者は佐藤氏では無く、辿々しく報道する若い記者。その若い人が説明する内容は、「イラク市民は皆喜んでいる」の一点張り。しかし報道に馴れていないのかなんなのか非常にとちっていた。 NEWS23やニュースステーションの納得の行く慎重論とはまるで違う報道内容!というか 米まんま報道。
現在再びニッテレには佐藤氏。(4/8)午前迄は佐藤氏の元にはイラク側の情報省の人間が来ていたと報告。午後になって来なくなったらしい。
しかし番組の重点は米従軍記者、そしてそこにいる米軍情報部の人間がインタビューに答える。。質問に、既に米軍では"イラク大量破壊兵器"の発見は既にあちこちであったしぃ〜、と伝えている。。。は?ねつ造しそう、、でなくて、もう既に見つけた、、と言ってる。。?ありゃま。ヤバい。呆れた。。というかそんな適当な。。
ちなみに朝日テレビとTBSはほぼ同じ見方。米が伝え始めた(バグダッド陥落、で統一したいらしいが、)イラク市民が喜んでいる映像には慎重的見方を強めていた。
どうにも 気になったもので。
昨日(4/8)のNEWS23で筑紫哲也は、(あまり好みで無かったが)
以下のようなコメントを番組HPでも残している。
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「つい最近訪れたバクダッドの街で、しかも見慣れた光景の中で、しかも同業者達が次々と死傷していくのを見ると大変ショックなのですが、もうひとつ別のショックがあります。アメリカについてであります。
イラクは大変魅力的な国ですが、アメリカとイラクとどちらかに住むのを選択しろと言われれば、迷いもなく私はアメリカを選びます。それは何故かと言えば、そこにはイラクのような抑圧がなくて、自由があって、いろんなものがそれを基本にしているからであります。
建国した大統領の中には、政府がなくて言論がある体制と、言論は無いけれども政府だけがある体制のどちらを選ぶかと言えば、言論だけのある政府、政府がなくて言論がある社会を選ぶと、そういう事まで言った国であります。
そこでいろんな多様な報道や表現というものが許されてきたのですが、戦争が始まってみると、ある一方の側の報道はされないだけではなくて、8日の爆撃を見ていますと、誤爆だとは言っておりますけれども、アルジャジーラというのは別にイラクの放送局ではありません。中東世界でいろんな多様な情報を提供している、そこがある種のターゲットになっている疑いがあります。
そういうのを見ているとアメリカという国も変わりつつあるのか、しかも良くない方に変わりつつあるのかなという危惧をおぼえます。」
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異常事態、以上。
平沢進氏の 反戦無料配信曲を聞いたら
偉く やる気沸きました。さぁ!
米報道が無視する、あの被害者達の為にも、書き記さな!