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04/09 18:03 謎に包まれたイラク経済 復興計画作成に支障も 外経74
米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は九日、フセイ
ン体制下のイラク経済の実態が謎に包まれており、米国が復興計画
を作成する上で支障が生じていると伝えた。
同紙によると、イラクが最後に首都バグダッドの地図を発行した
のは一九七三年で、予算公表は七八年が最後。経済や人口の規模は
、専門家の間でも見解が分かれているという。
戦争を前に、米財務省はイラク銀行(中央銀行)のバグダッド市
内支店の所在地を米中央情報局(CIA)に問い合わせ、攻撃対象
から外すよう米国防総省に働き掛けなければならなかった。イラク
の対外債務規模などの資料が失われる恐れがあったからだ。
計画経済のフセイン体制では物価や賃金は固定されている。不用
意に自由化すると、超インフレを招きかねないため、賃金と物価関
係の情報入手は最優先課題になっているという。
同紙は、食糧援助や、病院や発電所などの主要インフラ再建費用
は、今後数年間で六百億ドル以上に上る可能性があり、対外債務と
戦争賠償金も三千億ドル以上に達するとみられる、と指摘。イラク
には年間約百八十億ドルの石油輸出代金などの資産もあるが、今後
必要な支出に比べ規模は小さいとしている。(DJ=共同)
(了) 030409 1802
[2003-04-09-18:03]
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