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(回答先: Re: イラク側は賢明 − まだ、徘徊する侵略軍に本格的な反撃を仕掛ける段階ではありません − 投稿者 chocora 日時 2003 年 4 月 09 日 18:40:49)
chocoraさん、こんばんわ。
>アフガンのような山岳地帯や、ベトナムのような密林ならまだしも、イラク国内にフ
>セインや軍指導部が潜伏できるような所が有るのでしょうか?
大都市市街地は、コンクリートや石でできた密林です。
山岳地帯や密林とは違うのは、それが狭い領域でしかなく、補給問題があることです。
(市街地を決戦場にする最大のネックは、食糧や水を中心とした補給問題です)
政権指導者や軍指導部は、地下壕に篭っていると推測しています。
精鋭部隊は、郊外やバグダッド旧市街外側の民家にその時を待って潜んでいると思っています。
>傀儡政権のトップにミサイル製造会社の社長を持ってくるような話もあったようだが、
>わざとフセインを放置、奪った油田を活用して長期間ミサイルの大量生産、大量消費
>というような戦略でもたててるんだろうか?
フセイン大統領は、これまでの行状から、米英のエージェントだと思っています。
イラクの原油輸出金額は150億ドル程度だと言われていますから、戦後復興の年間予算200億ドルにも満たないものです。
(最低でも60億ドル普通だと100億ドル程度をイラク国民の生活も確保しなければなりませんから、50億ドル程度しか余剰金がないということになります)
米英侵略軍が破壊したために必要な復興資金で不足する金額は、主として日本が負担することになります。
このような意味で、油田を奪うとしても、「長期間ミサイルの大量生産、大量消費というような戦略」は現実性がないものです。
(米英の戦争目的が、油田の収奪だとは思っていません。そんなことをすれば、ゲリラ活動で油田やパイプラインを破壊されてしまいます。原油の商売権利が得るとしても、きちんと採掘料をイラクに支払うはずです)