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(回答先: ジャーナリスト「標的」に 次々と倒れる記者たち 毎日新聞 投稿者 マルハナバチ 日時 2003 年 4 月 08 日 21:50:38)
手順としては(1)ジャーナリストを追放してから、それが確認された時点で(2)虐殺を開始します。虐殺予定の現場から立ち退かないジャーナリストは虐殺者の敵となります。
(1)ジェニンの虐殺直前の記事。「両市とも「軍事 閉鎖区域」に指定され、報道陣の立ち入りは禁止されている」という部分に注目。
----http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/article/chuto/200204/08-02.html
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難民キャンプを空爆
【エルサレム海保真人】イスラエルは8日未明も、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区6都市などで大規模軍事作戦を続け、西岸北部ジェニン近郊の難民キャンプを空爆、けが人が出ている模様だ。西岸北部ナブルスなどでも武装したパレスチナ人が必死に抵抗し、激しい銃撃戦が繰り広げられている。
ジェニン近郊の難民キャンプでは、直前に住民に警告した後、イスラエル軍がヘリコプターから空爆、ミサイル約15発を発射したという。また、地上ではイスラム原理主義組織「ハマス」活動家らとイスラエル軍との間で激しい銃撃戦が展開され、住民は「至る所に遺体が転がっている」と話している。
ナブルスの旧市街では、武装集団がイスラエル軍の侵攻を拒み、銃撃で反撃。現地からの情報によると、7日だけでパレスチナ人14人が死亡した。救急車が近付けないため、モスク(イスラム礼拝堂)に遺体が放置され、わきで65人の負傷者が手当てを受けているという。
イスラエル軍はジェニン、ナブルス両市を「テロの拠点」と見て、かなりの兵力で攻撃している模様だ。だが、両市とも「軍事閉鎖区域」に指定され、報道陣の立ち入りは禁止されている。
一方、イスラエル北部のレバノン国境近くでも7日、レバノンのイスラム教シーア派武装組織「ヒズボラ」がイスラエル軍拠点2カ所を迫撃砲などで攻撃し、女性兵を含む兵士計7人が負傷した。同軍は砲撃などで応酬した。同軍は本格的に報復する構えを見せており、北部国境情勢も緊迫してきた。
[毎日新聞4月8日]
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(2)虐殺後の記事。「イスラエル軍は、国連など国際機関の立ち入りや、ジャーナリストの自由な取材を認めていない」に注目。
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http://www.mainichi.co.jp/eye/feature/article/chuto/200204/18-10.html
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「ジェニン虐殺」調査決議を要請 アラブ諸国が国連安保理に
【ニューヨーク上村幸治】イスラエル軍がヨルダン川西岸のジェニン難民キャンプでパレスチナ人を多数殺害した疑いが持たれている事件で、アラブ諸国は17日、国連安全保障理事会各国に対し、実態調査を求める決議を採択するよう非公式に要請した。これに対し、拒否権を持つ米国が同日、反対の意向を示した。
アラブ諸国が検討している決議案草案は、ジェニンで起きた事件を「虐殺」と表記している。またイスラエル軍に対し、ベツレヘムの教会周辺の占拠やラマラでのアラファト議長の監禁をやめるよう求めている。
しかし、イスラエル寄りの米国は「安保理はすでに中東問題で三つの決議を採択しており、これ以上の決議は必要ない」と反論した。
国連は18日に安保理非公式協議を招集、アナン国連事務総長が、先に提案した国際治安部隊の派遣問題について説明する。アラブ諸国の提案も、この場で話し合われることになりそうだ。
ジェニン事件について、イスラエル側は「虐殺は起きていない」と否定している。しかしイスラエル軍は、国連など国際機関の立ち入りや、ジャーナリストの自由な取材を認めていない。
(毎日新聞2002年4月18日東京夕刊から)