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(回答先: フセイン大統領ら狙い空爆 首都の民家破壊、生死不明 [kyodo.co.jp] 投稿者 ひろ 日時 2003 年 4 月 08 日 15:19:04)
極秘情報受け４５分後に急襲 フセイン氏照準に米軍
「フセイン大統領がバグダッド市内で側近らと協議中」。七日午後、米中央情報局（ＣＩＡ）がつかんだ極秘情報がただちにカタールの米中央軍司令部に伝えられた。湾岸地域上空で待機中のＢ１爆撃機一機に目標の正確な位置が指示され、情報伝達からわずか約四十五分後の現地時間午後三時（日本時間午後８時）ごろ、バグダッド市内の目標に特殊貫通爆弾四発が投下された。
現場では建物四棟が完全に破壊され、地中に深さ約十六メートルの巨大な穴が生じた。米中央軍司令部の報道官は「目標は破壊された」としながらも、大統領らの生死は確認せず。「大統領らは死亡した可能性が高い」「大統領が現場にいたかどうか不明」。米政府は錯綜（さくそう）する情報の確認に走った。
米ＦＯＸテレビなどによると、極秘情報はフセイン大統領と長男ウダイ氏、二男クサイ氏らイラク最高指導部の数十人がバグダッド西部のマンスール地区の建物内で協議中との内容。米側は盗聴により、バグダッドからの脱出などを協議していたことさえつかんでいたという。
米軍事筋は同テレビに「（大統領が）中に入ったのは確実で、そこを離れてはいない」と言明。他の米メディアも、攻撃が迅速に行われたため、爆撃前に建物を離れた人物はいないもようだと報道した。複数の米政府高官は「（大統領らが）死亡した可能性が強い」との見方を示した。
大統領らの居場所を伝える極秘情報は一人の提供者がもたらしたという説や、複数の情報源が確認したとの説がある。いずれにしても米政府高官らは「極めて確度の高い情報」と強調する。
ＡＰ通信によると、一夜明けた八日、マンスール地区の現場では、周囲の三百メートル四方で建物のドアや窓ガラスが吹き飛ぶなど空爆の衝撃を物語っていた。大統領らが協議をしていた建物に隣接していたという有名レストラン「アル・サー」も直撃を受けた。イラク当局によると、少なくとも市民十四人が死亡したもようだ。
フセイン大統領と側近に狙いを絞った今回の攻撃は、先月二十日の開戦当日の空爆に次いで二度目となる。最初もＣＩＡの極秘情報に基づき空爆が実施され、米側には一時、大統領や側近が死亡、あるいは負傷したとの観測が高まった。
一方、米政府内では、この攻撃後、フセイン大統領が、イラク指導部の全滅を恐れ、指導部が一堂に会することを禁じたのではないかとの見方も出ている。
イラク側の最高機密である大統領の居場所の特定はますます困難になっているようだ。ＡＰ通信は亡命イラク反体制派の話として、大統領の居場所を知っているのは個人秘書と二男クサイ氏の二人だけで、長男ウダイ氏すら知らされていないとの見方を伝えている。（共同）
（了） ０４/０８
http://news.kyodo.co.jp/kyodonews/2003/iraq2/news/0408-597.html
題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。