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【クウェート=佐藤浅伸】ペルシャ湾岸のアラブ6か国で構成する湾岸協力会議(GCC)は7日、クウェート市で緊急外相会議を開き、イラクの戦後復興について、国連主導のもとイラク国民自身の手による新政権の早期樹立を求める声明を発表した。
会議は、イラク戦争で米英軍の最大出撃拠点となり、アラブ世界で批判が出ているクウェートが開催を要請。声明は「イラクの現体制が今日の状況を生み出した」としてフセイン政権を非難、事実上米英軍の武力行使を容認したほか、イラクのクウェートへのミサイル攻撃について、「クウェートの安全保障に対する敵対行為はGCC全加盟国に対するものとみなす」として擁護、米英軍に基地を提供しているクウェート、カタール、バーレーンなど湾岸諸国の実情を反映したものとなった。
アラブ連盟(22か国・機構加盟)外相会議は先月24日、米英軍のイラク攻撃を「侵略」と非難、即時軍撤退を要求する声明を採択したが、クウェートは留保していた。
(2003/4/8/12:21 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20030408id02.htm