現在地 HOME > 掲示板 > 戦争31 > 125.html ★阿修羅♪ |
|
(回答先: フセイン大統領ら狙い空爆 首都の民家破壊、生死不明 [kyodo.co.jp] 投稿者 ひろ 日時 2003 年 4 月 08 日 15:19:04)
フセイン大統領と息子狙い空爆 米軍、強力爆弾4発使用
米中央軍は7日、イラク時間の同日午後、バグダッド市内の住宅地区で、フセイン大統領と2人の息子らが会合を開く予定のレストランと関連施設を米軍が空爆したことを明らかにした。爆撃時に大統領らがいたかどうかや、爆撃の結果については確認されていない。開戦時に米軍が取った大統領本人を標的にした攻撃と同じパターン。最高指導部が会合を持つというイラク政権内部からの事前情報に基づき、施設を攻撃したとしている。
B1爆撃機1機による攻撃で、地下壕(ごう)も貫通する2千ポンド(900キロ)の爆弾4発が使われた。4日にイラク国営放送が流したフセイン大統領とみられる人物が街頭に出た映像も参考にして、所在地を特定したという。
中央軍のバーレット報道官は「非常に強力な爆撃だった。成果は調査中だ」と述べた。AFP通信は、この大統領を狙った空爆で市民14人が死亡したと報じた。
米英軍がこの段階でイラク指導部の直接攻撃に再び踏み切ったのは、軍事的に追い詰められたフセイン政権にとどめを刺す狙いがあったとみられる。
イラクの現体制はフセイン大統領と一族の独裁と恐怖政治によって維持されているとみられるだけに、指導部が崩壊すれば政権を維持する要素はほとんどなくなる。
これまで数々の空爆から逃れてきたフセイン大統領だけに、今回も生き延びた可能性はある。しかし、大統領のいとこで側近中の側近でもあったアリ・ハッサン・アルマジド元国防相が米英軍の空爆で死亡するなど、イラク側の「情報管理」にゆるみも見える。人一倍、猜疑心(さいぎしん)が強いといわれるフセイン大統領だけに、自分の居場所が的確に狙われれば、指導部内の「裏切り」への疑念を強め、結果的に指導部が内側から崩壊する可能性も高まるとみられる。
一方、バグダッド市内で8日未明、大きな爆発音や銃声が聞こえ、火災も起きたと現地からの報道が伝えた。7日占拠した大統領宮殿に残留している米英軍に対し、イラク側が反撃に出ている可能性があるという。AFP通信によると、爆発音は外国報道陣が滞在しているチグリス川東岸のホテルの対岸の方向で5回起き、しばらく火災が続いた。その後も散発的に戦闘が続いている模様だという。
ロイター通信は、米軍が占拠する宮殿にイラク側が急襲をかけたとみられ、火の手も見られた、と伝えた。米英軍側はロケット砲などで応戦した模様だという。また、8日朝には川の西岸の情報省ビル付近で大きな爆発音が2度響いた。米英軍の空爆の標的となった可能性がある。 (04/08 13:27)
http://www.asahi.com/international/update/0408/014.html