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(回答先: 私は、独自に、アメリカを戦犯として、電網裁判開始。サダム銅像引き倒し「やらせ」報道操作問題は、その一つである。Re: 米、独自に「戦犯」訴追 投稿者 木村愛二 日時 2003 年 4 月 15 日 16:02:57)
略奪されたイラク文化遺産、二度と戻らない可能性
[ワシントン 14日 ロイター]
イラク各地で文化遺産が略奪行為などの被害に遭っている問題で、考古学専門家らは、再三の要請にもかかわらず文化財の保護に失敗した米当局に失望感をあらわにし、イラク国立博物館から流出した収蔵物は二度と戻らないだろうとの悲観的な見方を示した。
米国の考古学団体や国連教育科学文化機関(ユネスコ)は、米国に対して開戦の数カ月前には、イラクの文化遺産や古代遺跡の場所について情報を提供していたとしている。
米シカゴ大学のギブソン教授は、「イラク国立博物館はエジプトのカイロ博物館に匹敵する。ツタンカーメン王の秘宝やミイラがみすみす持ち出されるのを、カイロ博物館の外で米兵が指をくわえて見ているのと同じ」と指摘、損失は計り知れないと嘆いた。
ユネスコのムシュナキ文化担当事務局長補は、17日にパリで考古学の専門家会合を開き、イラクの文化遺産の保護策について協議する考えを明らかにした。イラクに調査団派遣も計画しているという。
一方、米国務省は14日、声明を発表し、略奪された文化財を取引した者はイラクおよび米国の法律で裁かれると警告。
パウエル米国務長官は、米国は博物館での略奪行為を遺憾に思っており、ユネスコとも協力して施設の保護に主導的役割を果たしていきたいと述べた。