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(回答先: url は? 投稿者 たけ(tk) 日時 2003 年 4 月 14 日 12:24:56)
http://www.mainichi.co.jp/news/article/200304/13m/136.html
です。
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【ウィーン福井聡】イラク戦争でバグダッドの南約30キロにあるトゥワイサ原子力調査センターに入った米海兵隊が、国際原子力機関(IAEA)が同施設内14カ所に設置した封印を破った疑いが強まっている。IAEAのエルバラダイ事務局長は11日、米政府に対し「国連査察官が査察を再開するまで、米軍はセンターの放射性物質に触れないようにしてほしい」と文書で要請した。
米海兵隊に同行取材した米ピッツバーグ・トリビューン紙によると、海兵隊はイラク軍がトゥワイサ原子力調査センターの警備を放棄して逃走した翌日の6日、施設に入った。海兵隊のフリック専門官は「立ち入り禁止の倉庫に入って放射能計測器を当てると針が振り切れるほど振動し、鋼鉄製のドアを開けると、中には放射性物質の入ったドラム缶がぎっしり詰まっていた」と述べている。
同紙は「海兵隊は秘密の地下施設にあった核物質を発見した」と伝え、海兵隊技術司令官のシーガー大尉が「こんな施設を見たことはない。なぜ世界はこれを見過ごしたのか」と、大量破壊兵器の証拠を新たに発見したかのような反応を示したことを紹介している。
しかし、IAEAは地下部分も含めて同施設で過去12回にわたって査察を実施しており、91年から14カ所で封印を実施。IAEA査察団に近い核専門家は「封印が破られ、計測器の反応から海兵隊員らがアイソトープ(核同位体)やイエローケーキ(低レベル濃縮ウラン)のある部分に入った可能性が強い。呼気から吸入すれば汚染の危険もある」と懸念を強めている。
IAEA査察団は先月20日の開戦直前にイラクから退去を強いられ、IAEAは今も査察再開を強く求めているが、再入国のめどは立っていない。
(2003年4月13日毎日新聞朝刊から)