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(回答先: 「陰謀だ。フセインはイラクをアメリカに売った」とイラク市民の声。(NHK) 投稿者 中中 日時 2003 年 4 月 13 日 18:22:14)
これは、NHKが、日本で流している情報である筈だね。それを、それ程信用できるかどうか疑問だがね。情報の発信元からして、吟味する必要がある事は、言うまでも無い。まだまだ、ティクリートが、フセイン政権側の「牙城」である事も明白だからね。
ところで、阿修羅様ホームページには、こう書いてあるのだね。
「情報解析
・その情報が 誰によって 流されているか?
・その情報が なぜ今 流されているか?
事象解析
・その事象で だれが利益を得るか ?
・ 歴史上、その事象の時何があったか?」とね。
ここでは、「陰謀だ。フセインはイラクをアメリカに売った」とイラク市民の声が言うと、NHKが言うとあるね。しかし、それを信じろと言うのは、お門違いだね。NHK情報は、前から、ここで疑問が出ているのでね。このNHK記事にも、阿修羅様原則が適用されるべきだがね。だれが利益を得るかと言う事が問題だね。
ちなみに、元の「証言」記事は、こう言う内容となっているね。
「 イラク軍の共和国防衛隊の大佐だった男性が12日、バグダッド市内の自宅で英BBCラジオのインタビューに応じ、米軍の首都攻撃に対し武力で抵抗するよう命令されていなかったことを明らかにした。
兵士600人を率いていたという男性は匿名で「(上からは)持ち場にとどまり、爆撃を受けないように隠れていろという命令を受けていた」と語り、「(バグダッド郊外の)空港さえ閉鎖しないで首都を防衛しようというお粗末な作戦だった」と軍指導部を批判した。
市街戦に持ち込んで抵抗しなかったことについては「やるとすれば自宅や近所にたてこもって戦わなければならない。自宅には家族がいるし、子供もいる」と説明した。(ロンドン共同)(毎日新聞)
[4月13日0時21分更新]」とね。
これは、NHKが取材した記事と言うよりか、かの謀略放送局BBCの記事を、転載しただけの日本語記事だ。そのあたりからして、胡散臭い「陰謀説」だと、言うべきだろうね。「戦う気も戦わせる気もなかった」と言う話も、おかしいしね。
これが、本当にイラク人兵士の発言ならば、あれだけ戦闘した事を忘れた事になる。あたかも何の戦闘も戦ってい無いと、言うのだからね。本当の兵士が、その手の健忘症である筈も無い。それが地上軍であれ、防空軍であれ、民兵であれね。
生き残っている本物の兵士はむしろ、今現在の「部分停戦」情況を、喜んでいる筈だね。戦争は過酷な現実であり、インターネットに流れる「陰謀説」のような「虚構」とは、訳が違う。もともと、部分的であれ、「停戦」を喜ば無いような兵士は、存在し無いからね。
つまりは、この「証言」とやらが、本物の兵士の言い分であるか否かすら、疑問だね。今度のイラク侵略戦争に、過剰な期待をしながら見ていたた一部の者には、今現在の情況は、不満だろうがね。その手の戦争見物人を、「肘掛け椅子の戦士」と言う。
自分が「イラク特攻戦士」でも無いのに、部分的停戦情況を、「陰謀説」で以って非難するのもおかしいね。戦闘は、イラクの別の場所で、まだまだ続いている。その情報は、東京でCNN放送を見ているらしい、木村愛二が提供してくれるだろう。「陰謀説」では、イラク侵略戦争を語る場合にも、何らの助けにもなら無いと、言う所以だね。