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http://www.asahi.com/international/update/0407/006.html
米軍が銃撃? ロシア大使一行への銃撃事件
バグダッドから退去中のロシアのチトレンコ駐イラク大使一行が6日に銃撃された事件で、大使と同行していたロシア国営テレビの記者が、米軍に銃撃された可能性が高いと伝えてきた。大使はかすり傷程度だった。インタファクス通信が報道した。
大使一行は6日朝、安全が保てなくなったとして大使館職員らとともにロシア国旗をつけた6台の車で、シリアのダマスカスに向けバグダッドを出発。8人のロシア人記者も2台の車で大使の車列に同行した。
国営テレビのミナコフ記者によると、計8台の車列が米軍の検問を通過し、バグダッド市域のはずれからイラク軍支配地域に差しかかった付近で、道路の150メートル先にイラク軍の戦車が見えた。その瞬間、激しい砲火が響きイラク戦車が爆発した。
イラク軍はただちに応戦し、一行は銃撃戦の真っただ中にさらされた。8台とも被弾したが、大使の車を含む先頭の3台がとくに激しく被弾した。大使と同乗していた3人の職員が腹などに重傷を負った。
銃撃がやんで半時間ほどして、米軍の戦車隊列がふいに現れた。救護を要請しようと白旗を振って合図したが、米軍は接近したもののそのまま通りすぎた。
一行はその後バグダッド西方40キロのファルージャまで行き、やっとイラク医師の治療を受けることができた。同記者によれば、手術を受けた負傷者の腹部などから、米軍が使用するM16自動小銃と同じ銃弾が2発摘出されたという。
米中央軍は事件直後、ロシア大使の退去ルートについて米軍は事前に情報を得ていたうえ、銃撃現場がイラク軍支配地域であったことを強調。米英軍はその地域で作戦活動をしていなかったから事件には無関係だ、との声明を発表していた。
(04/07 10:33)