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6日GMT正午前後に発生した北イラク(イルビル南西25マイル、マフムド村近郊6マイル付近)における、クルド兵・米兵隊に対する米軍機誤爆事件には、陰謀的な背後を感じ得ません。最初の会見はKDPホシュアリ・ゼバーリよりもたらされたもので、負傷者(既に死亡か)の中にはバルザーニ一家、マスードの弟が含まれていて、ドイツへと治療のため移送済み(今後負傷要因・外的陰謀要因による死亡説(そのまま重症から死に至る、もしくは負傷して運ばれたが、その後とどめを刺されて消されるというような)が流れる可能性も有り)。ワジ・バルザーニと一家の関係、ゼバーリと戦後復興への勇み足を踏んだKDP党内における水面下の不和など、確証を得ていない仮定的推測段階ですがもう少し踏みこんで追ってみる必要があるかもしれません。
トルコ・シリア内のクルド人などを省く、イラン・イラク内クルド人の育む独特な閉鎖的部族文化風習というのは、一応近代法こそ普及しているものの、市民レベルでは家庭から政治までそのまま部族の伝統的な掟が支配しています。彼らの人間・権力関係というものは外部の想像を絶するほど恐ろしく、苛烈で容赦がありません。