現在地 HOME > 掲示板 > 戦争30 > 933.html ★阿修羅♪ |
|
【ワシントン6日共同】米CNNテレビによると、米陸軍第三歩兵師団は6日午前(日本時間同午後)、前日に引き続きイラクの首都バグダッド南西部に進攻、偵察活動を再開した。首都南西部に米軍の拠点を構築するため、一部地域の確保を目的とした行動とみられる。拠点確保に成功すれば、米軍の首都包囲網は一段と強化され、イラク軍側はさらに窮地に追い込まれることになる。 CNNによると、米軍部隊は市内の共和国防衛隊兵舎などを標的に攻撃を加えているが、同防衛隊側も激しく応戦しているという。進攻した米軍部隊の規模などは不明。首都南西部では米軍機による空爆も行われた。首都からの住民脱出も続いているもようだ。
米地上部隊は5日、首都周辺の主要幹線道路を封鎖し、米空軍も地上作戦支援のため首都上空の24時間監視を始めるなど、米軍は陸と空から首都包囲網を一層狭めた。米軍は首都を大規模な市街戦なしに攻略するため、今後も市内への局地的進攻を繰り返し、軍や500万市民の政権からの離反を狙うとみられる。
米主要メディアによると、米海兵隊の第一海兵師団も5日、首都の南東から北東にかけて戦線を築いた。この結果、南西部に展開する陸軍第三歩兵師団と合わせ、米軍はバグダッドを半円状に包囲した形になっている。
ロイター通信によると、米空軍当局者は5日、米地上軍の作戦を支援するため、攻撃機や無人偵察機などを使い、24時間態勢で首都上空を監視していると語った。
CNNによると、米特殊部隊は5日、北方のティクリットと首都間の主要幹線道路の封鎖を開始した。フセイン大統領の故郷であるティクリットと首都の交通網を遮断することで、大統領の逃走を阻止する狙いがあるとみられる。