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■□■ 日刊ゲンダイ Dailymail Digest 2003年 4月 7日号(平日毎日発行)
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◆◇ Today's Head Line
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_/_/_/ 日刊ゲンダイ Dailymail Business _/_/_/
フセイン 市内歩き回り健在ぶり誇示
首都決戦いよいよ本番
市民の脱出相次ぐ
■ この戦争のあと世界はどうなる
・ 米国を初め各国がイラク戦後復興の利権漁りに参入するあさましさ
・ 米国の一国支配が完成し先進諸国や途上国が従属する世界が生まれる
・ 小泉首相のすべての言動はこの国が米国の属国であることを証明している
・ 米軍侵攻の最終ラウンドとなるバグダッド市街戦はどんな展開になるのか
・ この戦争が短期で終わっても長期化しても世界経済は凋落の一途をたどる
・ イラク戦争の結末はどうなるのか新たな戦争の始まりという見方もある
■ フセインに劣らず ラムズフェルドは狂信的という声
■ バグダッド現地リポート 停電の市内でフセインのTV演説を誰が見るのか
■ TOWN WATCHING
・ 24時間営業も 深夜スーパー繁盛記
サラリーマンが夜な夜な立ち寄る
■ 街中の疑問
・ 東京駅におけるJR東日本とJR東海の境界線は?
──[ 連 載 記 事 ]──
▼ 【これを読めば流れがわかる!! 半歩先の市場リサーチ】
トラック業界の株価が急騰している事情 ──
▼ 【週末スクリーニング】
SARS関連銘柄が高騰しているが ──
▼ 【コンビニ噂のお宝商品】
ファミリーマート うらめし ──
_/_/_/ Today's Topics _/_/_/
≫ ゴルファー保険で詐欺
≫ 「修行」と見習調理師に暴行 イタリア料理店経営者を逮捕
≫ 自宅に放火した中3男子逮捕
≫ モデルガン30丁が盗難 プラスチック製で危険はなし
─ Dailymail Businessより ─────────────────────────
■ フセイン 市内歩き回り健在ぶり誇示
■ 首都決戦いよいよ本番
■ 市民の脱出相次ぐ
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米英軍がバグダッド郊外のサダム国際空港をほぼ制圧したことで、ここを拠点にイ
ラク軍との首都攻防戦が本格化する。バグダッド周辺には別の地上軍も到達しており、
イラク軍が生物・化学兵器をいつ、どこで使ってくるかを手さぐりしながらの首都突
入になりそうだ。
一方、「徹底抗戦」を叫び続けるイラク政府は4日(現地時間)、生死不明だった
フセイン大統領がバグダッドの空爆現場の視察に歩き、市民の大歓迎を受ける姿を国
営テレビで放映。フセイン健在をアピールすることで、首都決戦に向けて兵士・市民
の士気を高めることに躍起になっている。テレビ画面に現れたフセインが、本物か影
武者かは不明だ。
首都決戦を控え、バグダッド住民の市外脱出も相次いでいる。一般市民を巻き込ん
だ血みどろの戦いが間もなく始まる。
▼ サダム・空港拠点に生物・化学兵器と手さぐりの戦い ▼
フセインが首都バグダッドの街頭に姿を見せ、イラク市民に熱狂的に歓迎される映
像が4日夜のイラク国営放送(日本時間5日未明)で放映された。本物か影武者かは
不明だが、警戒心の強いフセインが市民の前に姿を現したのは約2年ぶり。死亡や重
傷説、逃亡説を打ち消し、健在ぶりを誇示するのが狙いだ。
映像によると、フセインが姿を見せたのはバグダッドの中心部から離れた高級住宅
街マンスール地区、アザミヤ地区など。軍服にベレー帽をかぶり、ハムード秘書兼警
護官ら数人の護衛を従え街中を歩き回っている。笑顔を振りまき、リラックスした余
裕の表情で、群衆に囲まれた目抜き通りの交差点では市民と握手。幼い女児を抱き上
げて頬にキスをする光景も見られた。群衆は「サダムに血と魂を捧げる」と連呼、フ
セインは“お立ち台”からコブシを突き上げて応えている。
撮影日は不明だが、AFP通信は4日午後にフセインを街頭で見たとする目撃情報
を伝えている。映像にはフセインの背後に黒煙が映っており、イラク側が米英軍の目
標確認を混乱させるために火を付けた原油の煙とみられている。空爆の焼け跡らしき
状況から、開戦後の映像である可能性が高い。
この2時間前には、フセインが声明を読み上げる姿も同テレビで流された。テレビ
演説は3月20、24日に続いて3回目。フセインは「バグダッドの人々よ、やつら
(米英軍)が街に歩を進めたなら、いつであれ打ちのめし、抵抗せよ」と、間近に迫
った米英軍のバグダッド進攻に対する徹底抗戦を呼びかけた。
また、3月24日に撃墜されたとされる米軍の攻撃ヘリにも触れ、「イラクの農民
が旧式の銃で『アパッチ』を撃ち落とした。小火器でも戦えるのだ」と国民の士気を
鼓舞することに必死だ。
影武者が3人いるといわれるフセインだけに、市内視察は「替え玉」の可能性も捨
て切れない。米国防総省のクラーク報道官は4日の会見で、「フセインの生死は問題
ではない。われわれの焦点は政権の終焉だ」と述べ、本物か偽者かについては言及し
ようとしなかった。
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■ この戦争のあと世界はどうなる
■ ・ 米国を初め各国がイラク戦後復興の利権漁りに参入するあさましさ
■ ・ 米国の一国支配が完成し先進諸国や途上国が従属する世界が生まれる
■ ・ 小泉首相のすべての言動はこの国が米国の属国であることを証明している
■ ・ 米軍侵攻の最終ラウンドとなるバグダッド市街戦はどんな展開になるのか
■ ・ この戦争が短期で終わっても長期化しても世界経済は凋落の一途をたどる
■ ・ イラク戦争の結末はどうなるのか新たな戦争の始まりという見方もある
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米国を初め各国がイラク戦後復興の利権漁りに参入するあさましさ
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▼ まるで山賊の戦利品分捕り合戦 ▼
イラク戦争のドンパチをよそに、水面下では米国を中心に各国が戦後復興名目の利
権争いを繰り広げている。早くも米国と欧州連合が対立するなど、各国の思惑が入り
乱れている。
米国は初期の復興事業費を24億ドルと試算、このうち19億ドル分を米企業に限
定する計画で、参戦しなかった仏独には復興利権を与えないつもりだ。すでに米下院
は3日、イラク攻撃に反対したフランス、ドイツ、ロシア、シリアの4国を戦後復興
事業の入札から締め出す法案を可決。これに仏独ロが猛反発し、3カ国外相は4日、
パリで会談し、戦後復興での国連主導で一致。米国から主導権を奪おうと必死だ。
「戦後復興事業は人道支援から道路や港湾のインフラ整備など多岐にわたり、関係国
の拠出金やフセインの隠し財産、そして石油収入で賄われる。その事業規模は数千億
ドルといわれ、自国の景気浮揚効果を期待できるだけに関係国の利害が対立するので
す」(外交関係者)
復興利権の中心は石油だ。イラクの石油埋蔵量は1125億バレルで、世界全体の
11%を占める。仏ロはそれぞれイラク南部の油田の採掘権を持っているが、復興の
枠組み次第では利権がパーになってしまうから大変だ。
慌てたフランスはシラク大統領が「米国はわれわれの友人で同盟国だ」と言い出し、
ドビルパン外相も同盟関係を強調している。
「フランスは利権確保のために米国にスリ寄るしかない。一方、参戦しながらも利権
ゼロの英国にとって、フランスの軟化はチャンス。仏独ロの対米関係修復の仲介役に
なれば、イラク権益確保の足場固めになるからです」(シンクタンク研究員)
戦争前はあれこれキレイ事を言ってきた各国も、結局は分け前をもらおうとあさま
しく動いているのだ。
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米国の一国支配が完成し先進諸国や途上国が従属する世界が生まれる
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▼ それは同時にテロ激発社会の始まり ▼
米国がイラク戦争に勝てば、ブッシュは「われわれの先制攻撃論は正しかった」と
主張し、国連抜きの武力攻撃を世界中で行うに違いない。
ブッシュの戦争にあれほど反対していたドイツのシュレーダー首相でさえ「米英軍
の早期の勝利を望む」と態度を変えた。米国の独走に歯止めを掛ける勢力は、どこに
も見当たらない。東京家政学院筑波女子大教授の浅川公紀氏(国際政治学)が言う。
「今回の攻撃で、米国の一国主義にはずみがつくのは明らかです。中東の民主化に成
功すれば、他の地域にも口出しするでしょう。かつての欧州列強のように領土や植民
地にするのではなく、親米政権をつくって『自由、民主主義、市場原理主義』という
自分たちのルールを問答無用で押しつけるでしょうね」
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