現在地 HOME > 掲示板 > 戦争30 > 702.html ★阿修羅♪ |
|
イラクの土地で「イラク人の心と精神を味方につけることがわれわれにとっては大きな挑戦である」と、イギリス軍の指揮官。
同盟軍のカウボーイぶりに怒るロンドン。
民間人の死に、米軍の《イージーな引き金》が糾弾されている。
ロンドン特派員
英軍は、その大きな同盟軍があまりに荒っぽ過ぎることを知り始めている。莫大な数のイラク人が死んだ後で、英軍将校たちは内々に表明する。「米軍の振る舞いには呆然となっている。主に海兵隊だ。もしわれわれが用心しなければ、われわれは戦いに勝って戦争に負ける。住民の心に恨みの気持を創り出さないよう賢くなければならない」と、将校の一人はタイムズの特派員に打ち明けた。
イギリスの兵士たちは、米兵が《イージーに引き金を引く》ことを非難している。《過度の精力》で行動し、技術に頼り過ぎ、忍耐と経験に欠け、戦車から容易に出ようとせず、民間人に対して距離を保ち、彼らに軽蔑的で、敵意を抱き、解放を名目とする戦争にはふさわしくない態度をとっている。要するに、カウボーイを演じているのだ。イギリス兵たちは見聞した多くの出来事に怒り、イギリスの新聞記者たちにも反響が広がっている。
ナッシリアの橋で、海兵隊は彼らの場所に近づくすべての車を射撃するよう命令を受けていた。「夜間、われわれは車両を紙のように破壊している機関銃の音を何十回も聞いた」と、サンデータイムズの特派員は語った。明け方、彼は乗用車とライトバンの残骸の間に子供たちを含む12人の市民の死体を数えた。ウム・カスルでは、ある英国将校は、海兵隊が一軒の家を機関銃で掃射した時に驚きを隠さなかった。そこは数日前にも一斉射撃した家だった。「彼らは警告としてやっていると説明した」そして付け加えて、「われわれはこのようなことはしない」
米軍の検問所で8人の女性と子供たちが死んだ後、批判はまたもや繰返された。英軍は、日曜日に4人の海兵隊が殺された自爆攻撃にもかかわらず、自分たちの局地戦のルールを変えないとはっきり言ってきた。「われわれの検問所では、多少はより攻撃的になっている」と、《イラク解放》行動の総指揮官トミー・フランクス将軍のスポークスマン、ジム・ウイルキンソンの側は認めた。
「なぜイラク人が腕を広げてわれわれを迎え入れないのか分かりますか」イギリス国防省の高官は、おしゃべりの続きとしてガーディアン紙に打ち明けた。ロンドンでは、この数日政治家と軍人の間で慎重さを求める声が増大している。「米英の軍勢はイラク人に彼らの正しい意図を納得させねばならない」と国防閣外相、アガム・イングラムは言明した。「心と精神を味方につけることがわれわれにとって大きな挑戦だ」と、軍の指揮官、マイク・ジャクソン卿も同調した。そして付け加える。「われわれは根拠のない暴力には興味ない」
(以下略。イギリス軍がアメリカ軍といかに違うかとか、イギリス兵はサングラスをはずしてイラク民間人と目と目で接しているとか、面白くない)
http://www.liberation.fr/page.php?Article=101122
● そんな野蛮人と、最初から同盟しなければいいじゃないか!