現在地 HOME > 掲示板 > 戦争30 > 659.html ★阿修羅♪ |
|
先ほど放送された「CNNニュース」は、ウールジー元CIA長官が今週行った講演について報じた。
そのなかでも紹介されていたが、ウールジー元CIA長官は、“夢”のイラク占領支配で重用も取り沙汰されている人物である。
ウールジー氏は、冷戦を通じた勝ち取ったソ連崩壊を“第3次世界大戦”と捉え、現在進められているイラク戦争を中東「民主化」のための“第4次世界大戦”の一環であると主張したという。
今週行われたというその講演の模様も一部だけ流れたが、シリア・イランはもちろんのこと、ムバラク政権のエジプトやサウジアラビアも、「民主化」の対象となり揺らぐことになると説明したそうだ。
恥ずかしげもなくこのような妄暴言を吐くウールジー氏には何を言っても無駄だろうが、妄言の現実化に着手はできる強大な軍事力を保有し、現実にイラクに侵攻している米国政権に対して、シリアを除き、今もって口先だけの反対しか唱えていない中東諸国政権については、合理的対応力をまったく失っていると断じざるを得ない。
(12年かけてイラク侵略戦争を顕在化させたことでわかるように、米国政権は、口先だけの中東諸国とは違って、愚かな妄想であっても口に出したことを現実化させる能力を持っているのだ)
国際金融家の「世界革命」を夢想しているウールジー氏がバグダッドに赴任するという悪夢が現実化しないためにも、米英侵略軍の敗退を強く願う。
ウールジー氏がバグダッドに赴任する事態の出現は、中東全域が順次現在のイラクのようになる可能性が極めて高いことを意味する。
※ 参照書き込み
『イラク暫定統治に元CIA長官起用の考え…米紙報道 [読売新聞]【あの“冷血顔”のウールジー氏だって! − この報道だけで自爆攻撃者が激増する −】』
( http://www.asyura.com/0304/war29/msg/929.html )