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米英侵略軍の「サダム国際空港」制圧は主要メディアにより既成事実化されつつあるが、バグダッド発の米英記者の報道を見聞きしていると事実ではないようだ。
CNNの記者はバグダッド市民が国際空港に続々向かっていると説明し、BBCの記者はハサフ情報相が攻撃があったことは認めたが空港の制圧はないと説明している。
「BBCニュース」は、サダム国際空港(米軍が「バグダッド空港」と改名したそうだ)が制圧されたことを証明するかのように、滑走路を走行している軍用車両の映像などを流した。(米国TV局の映像だいう説明があった)
しかし、その映像を見ても、空港であることは確認できたが、それがサダム国際空港であるという確証は得られなかった。
軍用車両と一緒に滑走路(端にある誘導灯も)や管制塔が撮られていたので、空港であることは間違いないようだ。
幹線道路の映像も流れ、道路標識にサダム国際空港を示すものがあったが、軍用車両が同じフレームに映っているわけではなかったから、それで制圧した空港がサダム国際空港だとは判断できない。
空港映像のなかに、搭乗用エプロンとそこに駐機している航空機らしき映像もあったが、軍用車両と同じフレームというわけではなかった。(軽い砂嵐が起きているという感じの映像なので不鮮明)
流された映像から受けた印象は、長いあいだ使われていない空港だなというものだった。
サダム国際空港は行ったことがないが、91年の湾岸戦争で破壊された航空機の残骸がそのまま放置されているのだろうか?
推測に過ぎないが、米英侵略軍が制圧したと主張している空港は、カルバラの北10Kmくらいのところにあるタカドゥム空軍基地ではないだろうか。
そこは、湾岸戦争以後使用されていない空港である。
そのような空港であれば、少ない抵抗で制圧できてもおかしくないし、米軍第3歩兵師団の補給条件もそれほど変わらない。
そして、バグダッドを攻略する前に、補給基地などの役割として抑えておきたい空港でもあるはずだ。