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＿＼＼｜／／＿ イスラエル・ニュース
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「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(2日)財務省とヒスタドルートの交渉は難航
★(3日)イスラエルに「春一番」の熱波
★(4日)ツルカームでの作戦に非難の声
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2003年4月2日（水）
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＊ヒスタドルートとの交渉に進展が見られないため、ネタニヤフ蔵相は
７日に予定していた財政改革案の国会提案を１週間ほど延期へ。ヒス
タドルートはさらにスト戦術を強化する構え。(P,H)
＊国防軍は西岸地区で逃亡中のテロリスト捕獲作戦を実行。ラマラ付近
で１５名、自治区全体で３０名を逮捕した。(P)
＊アラブ系市民の村タイベで、１４歳の少年が５歳の従姉妹を殺害して
いたことが判明。警察の尋問で少年は犯行を自白した。(H,P)
＊北部国境でまたヒズボラがイスラエルに向けて対空砲火を発射。キリ
アテ・シェモナの町の学校近くに不発弾が落下した。(H,P)
＊ヨルダンのアンマンで、ジャーナリストの宿泊するホテル爆破や、上
水道への毒混入などを計画していたイラク人４名が逮捕された。(P)
＊ポラズ内務相が、テロリストに対する市民権剥奪措置を中止すると発
言。カツァブ大統領は「市民権を悪用してテロを行う人間は市民権に
値しない」と、強く反対した。(P)
＊和平ロードマップの公表が迫る中、訪米中のシャロム外相は、ロード
マップの内容に一部変更の必要があると発言。(H)
＊シャロン首相はイラク戦争終結後、米国、ヨーロッパ、中央アジアな
どを歴訪する旅に出る予定と見られている。(P)
＊官庁労働者のストで各都市ではゴミが路上に溜まり、悪臭を放ちはじ
めている。(H)
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2003年4月3日（木）
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＊３０日の自爆テロの犯人がツルカーム付近の村から出たことが判明。
国防軍はツルカームの難民キャンプに戒厳令を出し、１４〜４０歳の
男性全員を集めて尋問を行い、テロリストを逮捕した。(H,P,T)
＊官公庁のストが４日目を迎える中、ヒスタドルートのペレツ議長は、
財政改革の「代案」を財務省に提案。しかし、財務省は却下した。(H)
＊レバノンのファタハ指導者が、シリア経由で自爆テロリストをイラク
に送り込んでいることを確認。(P)
＊自治政府の新首相となるアッバース氏は、ガザに滞在してハマスなど
過激派と交渉中。各過激派はいずれも政権への参加を拒否したもよう。
新閣僚名簿は来週にもまとめられる見込み。(P)
＊ベルギーが訴訟法を改正し、人道犯罪に関する裁判権を大幅に制限。
その国に公正な裁判制度が無い場合に限定する法案を可決した。これ
によりシャロン首相訴追は中断される見込み。(H)
＊英語とアラビア語で印刷したカバラの聖典「ゾハル」１万部を用意し、
イラクで宣教活動をしようとしていたイスラエル人２名を、トルコが
逮捕。トルコの反宣教法に違反したという理由。(P)
＊３６％だった自治区での失業率が、２００２年の最終四半期に２７％
まで低下していたことが判明。パレスチナ統計局長のリバダ氏は、オ
リーブ豊作などの影響と分析している。(H)
＊先週まで肌寒い気候が続いていたイスラエルは、今日から熱波に覆わ
れ、各地で３０度前後の気温に。熱波は週末、ピークに達する。(P,T)
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2003年4月4日（金）
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＊ツルカームでのテロリスト拘束作戦で、国防軍が１４〜４０歳の男性
全員を一日にわたり拘束した上で、家宅捜索やテロリストの自宅破壊
などを行ったのは行き過ぎだとして、人権団体や左翼政党メレツなど
から批判。(P,H)
＊この２日間に西岸地区とガザの各地で国防軍が行ったテロリスト拘束
作戦で、６人のパレスチナ人が死亡。爆弾工場や、テロリスト自宅な
ども破壊された。(P,H)
＊エジプトとガザ地区の境界にあるラファで、戦車がパレスチナの仕掛
けた地雷により爆破され、兵士４名が負傷。ラファはエジプトからの
武器密輸ルートとなっている。(P)
＊バグダッド攻略が迫る中、国防軍はミサイルへの警戒レベルを維持す
ると決定。フセインが「最後のあがき」でイスラエルを攻撃する可能
性があるため。(P,H)
＊昨日の財務省との交渉で成果が無かったため、ヒスタドルートと他の
組合は来週水曜に５０万人規模のゼネストを計画。(P,H)
＊教師の時限ストは段階的に強化されており、昨日の授業開始は１０時。
父兄の間からは非難の声。(P)
＊アシュケナジ系とセファラディ系で１名ずつ選任されていたチーフラ
ビ２名が、１０年の任期満了で同時に退任。次期チーフラビの選挙は
１４日に行われる。(P,H)
＊ジェニンでは、昨年の攻撃から１周年を記念する大規模なデモ。民衆
はフセイン支持を叫び気勢を上げた。(H)
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関連用語データベース・1999年10月以降の記事の全文検索は
http://www.zion-jpn.or.jp/p0404.htm へどうぞ
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［情報源略号表］
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ７ http://www.a7.org/
T=イスラエル・トゥデイ http://www.zion-jpn.or.jp/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
［転載・引用・再配布について］
教会活動等の非営利目的ならばＯＫです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行：「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集：石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。