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http://www.cnn.co.jp/top/K2003040402310.html
米女性兵救出、イラク人夫妻が命がけで手引き
2003.04.04
Web posted at: 21:59 JST
- CNN
(CNN)イラク南部で捕虜となった米軍のジェシカ・リンチ上等兵(19)救出に際して、イラク人夫妻が命がけで米海兵隊の救出作戦を手引きしていたことが分かった。夫妻の活躍ぶりは海兵隊の公式サイトで「ヒーロー」として紹介されている。夫婦の氏名について海兵隊は公表を避けているが、夫で弁護士のモハメドさんは看護師の妻、6歳の娘とともに現在は安全な場所に保護されているという。
モハメドさんは妻が勤務する病院を訪れた際、警備のものものしさに気付き、医師に尋ねたところ、リンチ上等兵が収容されていることを知った。医師からリンチ上等兵の部屋を聞き出したモハメドさんは、リンチ上等兵がイラク軍人から平手打ちされているのを目撃、「心臓が止まる思いがした」と振り返った。
リンチ上等兵を助けるため、モハメドさんは約10キロ離れた米海兵隊のもとへ徒歩で赴いた。そこで、病院の構造やリンチ上等兵の部屋などについて詳しい情報を集めるよう依頼まれると、すぐに戻って病院を警備する兵士の人数や配置、交替時間などを細かく調べあげた。また妻とともに5枚の見取り図も作った。米軍は、モハメドさんが30日に届けた情報をもとに1日深夜の急襲・救出作戦を練り上げたという。
情報提供だけでなく、モハメドさんは医師らがリンチ上等兵の負傷した足を切断しようとしていると知った際には、上等兵の命にかかわると考え、手術を延期するよう働きかけた。病院の様子を探っていた間も、毎朝スキをみてリンチ上等兵のベッドに近づき、英語で「おはよう」と声をかけて励まし続けた。
モハメドさんは家族とともにリンチ上等兵に再会できる日が来ることを願っているという。