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【ワシントン=柴田岳】アーミテージ米国務副長官は3日、日本のイラク復興支援に関連し、イラク周辺海域の機雷処理のための自衛隊の掃海艇派遣や、イラクへの民間医療チーム派遣などの人的貢献について、「米政府はたいへん歓迎する」と述べた。連邦議会内で記者団に語った。
掃海艇や民間医療チームの派遣は、日本政府が検討中の「イラク復興支援法案」(仮称)の成立前でも、現行法で実施が可能。副長官の発言は、新法制定に時間が必要な日本側の事情を踏まえ、イラク復興の当初段階から西欧諸国などに出遅れることなく、日本が積極的な人的貢献に踏み出すことに強い期待を示したものだ。
副長官は、「イラク周辺海域や運河には機雷が多数ある。機雷掃海は大歓迎だ。日本の医療支援はフセイン政権がイラク国民に与えた傷を癒やすためにも極めて重要だ」と強調した。米国のイラク攻撃に対する日本政府の支持についても「小泉首相は信じられないくらい強力な支持を打ち出してくれた」と語った。
また副長官は、イラク復興への国連の関与について、「開戦前の米英スペインの首脳会談でも国連の適切な関与を求める方針を確認している。現在、適切な手順を踏んでいるところだ」と明言。国連安全保障理事会での新決議などを目指し、関係各国と調整を進めていく考えを改めて示した。
(2003/4/4/10:52 読売新聞 無断転載禁止)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20030404i103.htm