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(回答先: Re: 米も「体制変更」が必要!? 投稿者 ああ、やっぱり 日時 2003 年 4 月 04 日 13:00:54)
体制自体に問題があるのではなく、問題は主権者たちが、異国の地で支配者たちの言いなりになって殺し合いをさせられている。ということです。民主主義は、完全なものではありませんが、政府は国民に比例します。
古来の支配者たちは民衆を弾圧していました。そして反発された。現代の支配者たちは民衆をテロの脅威や、愛国心、敵への恨み、解放軍や、神で、上手に心理的にコントロールして“支持”という形態をとっているだけです。
変わらなければならないのは、有権者です。「この戦争はいつまで続くんだろう?」などと言っている人を、主権者として国政をコントロールしていると言えるでしょうか?
真にコントロールするなら、停めなければなりません。先人たちは、戦争に参加すること、政をコントロールすることの自由のために戦ってきました。チョムスキーは「昔より良くなってきている。」そう言っています。今なら日本で反戦を主張しても「非国民」とは言われません。なのに、未だに戦争を続けさせているのは、支配者たちの責任ではなく、民衆の責任です。兵士も主権者です。彼らにも家族があり、戦争で死ねば、家族もダメージを受けます。その家族らも主権者なのです。
つまり、他国の出来事、異国人の戦争と言う単純な問題ではありません。支配者たちが、外交で失敗した尻拭いを主権者の怒りと、愛国心を巧みに利用しているのです。米・英・イラクのどちらに“非”があるか裁く事は我々の任ではありません。
我々の責務は、たとえ国籍が違っても同じ主権者として、支配者たちに利用されないように、また先人たちのように、支配者と戦う事です。民衆の敵は異国ではなく、自国の口のうまい支配者であったはずです。
政府は、国民に比例します。