現在地 HOME > 掲示板 > 戦争30 > 481.html ★阿修羅♪ |
|
ナポレオンが敗走したモスクワ炎上のトルストイ『戦争と平和』を想起する壮大な焦土作戦か。
すでに以下のロシア軍事情報部掲示板のコメントを「奇襲作戦か」として紹介した。
Источник: Kim Burger/Jane's Defense Weekly
comment:
Hmmm
by Anonymous on 04.04.2003 [03:15]
Saddam is waiting for SOMETHING... God knows, what. There were a lot of
options, as mentioned, the dam, the bridges, even the hidden airplanes they
should have tucked away, the antiaircraft missiles, but none of that was
enacted?
Very unsettling. The occupants will probably get an awful surprise soon.
さて、これまでの諸情報を総合すると、バグダッド南部で、アメリカ側侵略者は、3月末に補給線を寸断されて以来、新しい飛行場建設とは伝えられるが、伸びきり、寸断された補給線では、補給が十分に行われるとは思えない。
兵力増強は、まったく行われていない。トルコから投入予定の6万は、地球海から回ってくるのに一週間は掛かると言う。
ペルシャ湾(アラブではアラブ湾)からの補給、増援に対しては、すでに、70から120台の戦車軍団が、バスラから派遣された模様。クウェイトへの攻撃も始まっている。
イラク側には、義勇軍6千がはせ参じていると言う。
この状況下で、アメリカ発表のような圧勝のバグダッド入りが、できるはずはない。ロシア軍事情報部の報告と予測には、確実な事実と分析があると思う。
米海兵隊は、左右からの小火器攻撃を受けているとCNNは伝えている。これも、「隘路への引き入れ、包囲殲滅」の場合の常套手段である。
すると、問題は、最後のバグダッド攻防戦となるが、武力による戦闘とは別の決定的に重要な戦線は、外交にある。
私が最高指揮官であれば、この際、補給と増派を阻止しつつ、バグダッドを明け渡し、包囲して「兵糧攻め」に転ずる。イラクとロシアの協力関係を考えれば、ナポレオンが敗走したモスクワ炎上のトルストイ『戦争と平和』を想起するのは、むしろ、もっとも自然である。