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(回答先: 愚民党さん、どうしてローリングストーンズやドラッグの事が戦争版にくるのですか? 投稿者 浅間山 日時 2003 年 4 月 04 日 02:00:00)
いま、侵略軍はさかんに化学兵器なるキーワードを宣伝しています。なんとしても化学兵器なるものの存在をイラク側から発見しないと、侵略軍の戦争の理由が崩壊してしまいます。
ますます化学兵器なるでっちあげは加速度します。
イギリス帝国が中国を植民地するために化学兵器として阿片を活用したことは有名です。
ドラッグと麻薬は人間を破壊する化学兵器であると自分は認識しております。ゆえに、HAARP氏の投稿文は現在の戦争を解明する定性がある文章であると感じました。
世界音楽産業の形成は同時にマスメディア論にも通低します。
洗脳の形態はまず耳から開始されます。耳は人類が二本足で歩行して以来、身体バランス感覚の中枢装置です。ゆえに全面的に開いています。ナチスはラジオを宣伝道具として活用しました。
テレビCMは映像より音を重要視します。
日本の戦後は8月15日、ラジオの前に正座することから出発しました。
目で読むという行為は思考へと接続します。
音は思考より浸透度が深い感覚へと接続します。
その深い感覚とは心の琴線に共鳴していきます。
ゆえにHAARP氏の翻訳文は現在の戦争メディア論を定性する
ローリング・ストーンズをめぐる解明です。
自分はこの文章を読んで頭が破壊されました。破壊された自分ではありますが阿修羅サイトの枠組を混乱させる意図はありません。
化学兵器・ドッラグ・麻薬をめぐる関連基礎文献として田中宇さんの
解説文を転載させていただきます。
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田中宇の国際ニュース解説 2002年11月5日 http://tanakanews.com/
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★麻薬戦争からテロ戦争へ
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アメリカ軍が、麻薬取り締まりの「戦争」から撤退し始めている。10月
20日のロサンゼルス・タイムスによると、米国防総省は、昨年の911事件
以来の「テロ戦争」に注力するため、これまで毎年10億ドルずつ予算をかけ
てきた麻薬取り締まり作戦を縮小し始めている。
米軍は1988年から、コロンビアやメキシコといった、アメリカ合衆国に
向けたコカインの密輸拠点になっている中南米諸国などに進出し、麻薬組織と
戦い、地元の捜査当局に対して訓練をほどこすという作戦を展開してきた。米
国では、毎年総額190億ドル(2兆円強)の麻薬取り締まり用の予算が計上
されてきた。国防総省が使っていた10億ドルという額は、沿岸警備隊や出入
国管理当局など、他の政府組織に割り当てられた麻薬対策予算よりも多く、軍
はアメリカの「麻薬戦争」の中心的な役割を担ってきた。
http://www.latimes.com/la-fg-mildrugs20oct20014425,0,6122136.story
「麻薬戦争」は、冷戦終結とともに始まった。麻薬問題は1989年ごろから
米国内のマスコミで深刻な問題として取り上げられるようになった。1988
年にブッシュ(父)が大統領に当選したころの世論調査では、麻薬問題に関心
がある人は米国民の3%しかいなかった。だがその後、ブッシュ(父)政権が
重要な政策課題のひとつとして麻薬問題を取り上げ、「麻薬戦争」
(War on Drugs)という名前をつけてマスコミにどんどん報道させた結果、米
国民の40%が麻薬問題に関心を持つまでになった。
▼軍の「失業対策」としての麻薬戦争
こうした宣伝戦略の裏には、冷戦終結によって軍事力を必要とする場が激減
し「失業」状態に陥る可能性が増してきていた米軍に、次の「仕事」を与える
という政治的な目的もあったと思われる。
http://www.zmag.org/chomsky/sam/sam-3-2.html
アメリカには第二次大戦以来、軍事産業と国防総省、それから軍事産業から
の政治献金を受けて当選した政治家などによって構成される「産軍複合体」と
呼ばれる巨大な利権集団が生まれており、彼らは経済的にもアメリカを支える
役割を果たすようになった。アメリカの大統領には、米軍の「仕事」を拡大さ
せるよう、常に圧力がかかっていた。この圧力に対応して発動された作戦のひ
とつが、麻薬取り締まりのためにコロンビアなどで米軍が軍事作戦を行うなど
という「麻薬戦争」だった。
(このほか、冷戦後にアメリカの政権が発動した米軍の「失業対策事業」とし
ては、ボスニアやソマリアなどで展開された「平和維持活動」がある)
麻薬戦争が、米軍の「失業対策」だったという見方は、広く認識されている
ものではない。だが、失業対策だったと考えると、今の時期に米国防総省が麻
薬戦争から足を洗うと言い出すことが、自然なことだと分かる。昨年の911
事件以来、米軍は「テロ戦争」という新しい巨大な「事業」を与えられており、
アメリカの国防予算は急増した。もはや中南米の蒸し暑い山間部で、ゲリラと
の苦しく長い戦争を続ける必要など、ないといえる。
ここ10年ほど、米国内におけるコカインの末端価格の相場はほとんど変動
していない。米軍が麻薬戦争に勝利をおさめているとしたら、コカインの供給
不足が起こり、末端価格が上がるはずだ。そうなっていないということは、米
軍は麻薬戦争に勝っていないことになる。米軍の当局者も、それを認めている。
失業対策だったからこそ「道路を掘り返してまた埋める」的なものの方が望ま
しく、短期間に勝利をおさめない方がよかったのかもしれない。
http://www.smh.com.au/articles/2002/10/21/1034561443365.html
▼米当局と麻薬の深い歴史
アメリカの当局と麻薬との関係は、もっと深く、もっと以前から存在してき
た。
冷戦初期の1950年代には、CIAが台湾(中華民国)当局と協力し、ミ
ャンマーとタイの国境地帯に広がる「ゴールデントライアングル」で、中国共
産党を倒すための「秘密の戦争」の一環として麻薬栽培を行い、それによって
得た資金を「チャイナ・ロビー」と呼ばれた米国内の台湾系政治団体を通じて
政治献金として米政界に流し込み、それをテコに、米国内の役所や大学などか
ら、冷戦の拡大に反対する人々に「共産主義者」のレッテルを貼って追い出す
「マッカーシー旋風(赤狩り)」を加速させた。
第二次大戦で日本が敗れた後、中国大陸では4年間にわたって共産党軍と国
民党軍が「国共内戦」を展開し、共産党が勝って中華人民共和国を創設したが、
この国共内戦の末期、国民党の勢力の中心は中国南西部の雲南省にあった。そ
の多くは内戦終結の直前、米軍の輸送機などで台湾に移動したが、一部は雲南
省から西隣のビルマ(今のミャンマー)のシャン州の山岳地帯に逃げた。彼ら
は、1950年に朝鮮戦争が勃発した後、米軍顧問団の指示に従って雲南省を
攻撃したが、中共軍に撃退された。
シャン州に残った国民党軍には、もう一つの任務があり、それが麻薬の栽培
だった。国民党は、日本と戦っていた第二次大戦中にも、雲南省に退却して抗
戦していた。当時、英米の支援を受けていた国民党は、イギリスの植民地だっ
たビルマに出入りし、麻薬を栽培して軍資金を作っていた。国民党は、この麻
薬栽培を戦後も続け、拡大していった。
戦後、ビルマは1948年に独立したが、1962年までシャン州を含む各
地の少数民族などの抵抗運動が続き、統一した状態ではなかった。ビルマ政府
は、国民党軍がシャン州に居座ることに抗議し、国連で問題にしたが、内戦中
だったので軍を派遣して追い出すことができなかった。
当時のビルマ政府が国連に報告したところによると、シャン州の国民党軍は、
アメリカの支援を受けていた。米軍は1951年にシャン州のモンサットとい
う町にある飛行場を整備し、国民党の本拠地がある台北と、ビルマの隣の親米
国であるタイのバンコクから毎週、米軍の輸送機が発着し、武器や要員を運び
込むようになった。
1962年にビルマの内乱は収束に向かった。ビルマ軍はシャン州の国民党
軍を攻撃し、国境の向こう側のタイやラオスに追い出した。だが、そのころに
は国民党が直接ケシの栽培にたずわらなくても、シャン州の地元の人々が栽培
してラバでタイに運び出してくる体制が作られていた。
この問題は、1972年にアメリカ・イェール大学のアルフレッド・マッコ
イ(Alfred McCoy)という学者が「東南アジアの麻薬政治」(The Politics
of Heroin in Southeast Asia)という本を書いたことで明るみに出た。
http://213.130.160.30/books/McCoy/default.htm
(この項について詳しくは光文社新書の拙著「米中論」を参照)
▼ラオス、キューバ、ニカラグア、レバノン・・・
1950年代後半から60年代にかけては、ベトナム戦争の流れで、ゴール
デントライアングルの東側にある国ラオスで、共産主義政権を作ろうとする中
国に支援されたグループと、反共政権を作ろうとするアメリカに支援されたグ
ループとが戦いを展開し、米軍機による激しい空爆も行われたが、一連のアメ
リカの作戦は、米国内では議会もマスコミも知らない秘密作戦だった。このと
きの工作資金も、麻薬によって作られたカネだった可能性がある。
http://www.hmongnet.org/publications/hmf-intro.html
麻薬を使った米当局の資金作りは、中南米でも行われた。1959年のキュ
ーバ革命でカストロ政権ができた後、米国の意のままにならない同政権をつぶ
すため、CIAなど米当局は、革命時に海をわたってフロリダ州などに亡命し
てきていたキューバ人たちを使い、カストロ政権転覆をはかった。
亡命キューバ人の中には、麻薬取引を手がけるマフィアもおり、CIAは彼
らが中南米からアメリカ本土に麻薬を密輸して資金を作ることを黙認し、この
裏資金を使って亡命キューバ人を秘密裏に訓練し、カストロ政権をつぶそうと
した。だが、1961年に実行された亡命キューバ人勢力によるキューバ侵攻
は失敗し(ピッグス湾事件)、CIAによる工作が暴露された。(ケネディ大
統領暗殺の背景として、この事件後のCIAと大統領の確執があったという指
摘もある)
ピッグス湾事件には、当時アメリカ南部から中南米にかけての地域で石油採
掘を手がけていたブッシュ元大統領(父親の方)も、非公式なCIA要員とし
て関与していたという指摘もある。それが事実だとしたら、1989年にブッ
シュ(父)が大統領に就任した直後から、冒頭で紹介した米軍による麻薬戦争
が始まった理由も分かる。ブッシュ(父)にとって、麻薬問題は、裏も表も分
かっているテーマだったことになるからだ。
1981年にレーガン政権ができると、アメリカの支配力を維持拡大するた
め、世界各地でアメリカの代理をする民兵組織を養成し、その資金確保のため、
麻薬栽培が行われるようになった。
その顕著な例が、中米のニカラグアである。ニカラグアでは1979年に革
命がおきて社会主義政権ができたが、レーガン政権下のCIAは、これをつぶ
すため、1981年に地元の民兵組織を束ねて反共組織「コントラ」を結成さ
せた。そしてコントラに、キューバ革命以来続いていた中米からアメリカ本土
への麻薬密輸を手がけさせ、それを資金源にニカラグアの社会主義政権を倒す
ためのゲリラ戦が展開された。CIAは「共産主義と戦う」という名目のもと、
米国内の麻薬問題の拡大を煽った。
http://web.archive.org/web/19961220020751/http://www.sjmercury.com/drugs/day1main.htm
中東のレバノンでは、アラファトらパレスチナ人ゲリラ(PLO)が、隣国
イスラエルへの攻撃を強め、これに対してイスラエルがレーガン政権下のアメ
リカを巻き込みつつ、1982年にレバノンに侵攻したが、この時期のレバノ
ンでも麻薬栽培が盛んになり、イスラエル傘下の民兵組織「南レバノン軍」な
どの資金となった。
▼山賊とネオコン
アフガニスタンにソ連軍が侵攻し、アフガン人や、オサマ・ビンラディンに
代表されるアラブ人などからなるゲリラ「ムジャヘディン」が、アメリカのて
こ入れで組織され、その資金源としてアフガニスタン国内での麻薬栽培が活発
化したのも、この時期である。
アフガニスタンでは1988年にソ連軍が撤退した後、ムジャヘディンどう
しの内戦となった。1994年にパキスタンとアメリカの肝いりで登場した
「タリバン」が内戦を終わらせたが、オサマ・ビンラディンをかくまったこと
からアメリカとの関係が悪くなり、911事件後にタリバンもつぶされた。こ
うした歴史の中で、アフガニスタンでの麻薬栽培は続けられ、ビンラディンや
タリバンの資金源となり、今またカルザイ政権の言うことを聞かないアフガン
各地の武装組織の資金源として栽培され続けている。
その意味で、麻薬栽培の撲滅はまさに「テロ戦争」の一環であるはずで、米
軍が「テロ戦争に傾注するために麻薬戦争から手を引く」というのは間違って
いるとも思える。だがそれは「おもて」の世界だけで考えたときの話だ。そも
そも米当局は、すでにみたように、世界各地で反米勢力と、親米の山賊系勢力
を戦わせる代理戦争の戦略の中で、麻薬栽培を親米勢力の資金源にしてきたと
いう「うら」を見れば、米軍は最初から真剣に麻薬を撲滅しようなどとは思っ
ていなかったことが分かる。
コントラやムジャヘディン、南レバノン軍などは、いずれも安定した国家を
作れる実力を持った組織ではなく、山賊の集まりのようなものだ。アメリカ政
府は、それまでの冷戦の経験から、内戦に介入する際、実力のある地元組織を
支援して代理戦争をやらせると、内戦が終わった後、アメリカの言うことを聞
かない独立国ができてしまい、アメリカが威圧するとソ連寄りになってしまう
可能性が大きいことを知った。そのような失敗を繰り返さぬよう、山賊のよう
な勢力を支援し、彼らに麻薬栽培を教えて資金的に自活させ、戦わせたのだと
思われる。
レーガン政権下でこうした外交政策を担った人々は、約15年の歳月を経て、
現在のブッシュ政権で再び外交政策を担うようになった。以前の私の記事に何
度か出てきた「ネオコン」(新保守主義派)と呼ばれる人々である。「米イラ
ク攻撃の謎を解く」( http://tanakanews.com/c0909iraq.htm )で紹介した
ネオコンの面々と、「復権する秘密戦争の司令官たち」
( http://tanakanews.com/c0521venezuela.htm )で紹介した司令官たちは、
同じ系統である。
彼らの多くは、国防総省に巣くう人々であるが、米政府上層部での彼らの台
頭は、911事件後にアメリカの諜報機関の中心がそれまでのCIAから国防
総省傘下に移り始めたことと連携している。アフガニスタンなどの戦争で、米
軍の特殊部隊の存在がよく報じられるが、この特殊部隊は、任務の一つとして、
かつてCIAが担当していた戦地における諜報活動を行っている。現在、アメ
リカの諜報予算の8割は、国防総省とその傘下の組織に入っている。911以
降、力を削がれたCIAでは、国防総省に対する不満の声も大きくなっている。
次回はこのあたりから話を始めたい。
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●ドラッグ・麻薬とは帝国の化学兵器です・・・
そしてマスメディア産業も。発明され媒体へと生成されていきます。自然生成はありえません。20世紀からの近代とは「発明の総和」です。その実験場こそ戦争です。データー集積のための。帝国は少数者の発明と創造のために戦争をするのです。
つまりトマホーク・ミサイルの発射爆音は自分の身体とリンクしているのです。
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しかし、ゲッベルス全体が提出している問題はこれだけではない。彼がプロパガンダ・ミサイルを発射したのは、ドイツあるいは世界に10年、20年後にヒトラーを呼び迎えさせるためだけではない。宣伝における彼の創造全体を時間の腐蝕から守るためなのだ。
もしゲッベルスの模倣者があらわれ、宣伝があのように現実をつくり出すことができるならば、もし現実と狂人の妄想とのあいだの壁が崩されるならば、もし人類がロボットになり、少数者の手によって作り壊されるものとなり、現実と区別できなくなった宣伝の笛に操られておどることになれば―
その時ゲッベルスのミサイルは飛来する。それは、原子爆弾が地上における一切を無と化す終末の時なのである。
1947年クリスマス
ハーグ・ヘムロックにて
クルト・リース 訳/西城誠
【ゲッベルス-ヒトラー帝国の演出者】1971年9月発行
図書出版社
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