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【ブリュッセル=刀祢館久雄】パウエル米国務長官は3日、ブリュッセルの北大西洋条約機構(NATO)本部でNATO・欧州連合(EU)合同の外相会議に出席し、イラクの戦後復興問題を協議した。各国は国連の関与の必要性では一致したが、戦後処理で国連に中心的役割を与えることについては米国が支持を拒み、欧州側との溝が鮮明になった。
パウエル長官の欧州訪問はイラク問題で亀裂が深まった米欧同盟関係の修復が目的だったが、今後の協調体制構築へ大きな課題を残した。
米欧23カ国の外相が出席した合同会議終了後、パウエル長官は記者会見で「欧州側と健全な対話を持てた」と強調。その一方で、戦後の国連の役割については「合意はなかった。役割は未定だ」と述べ、国連主導の復興を求める欧州諸国と意見対立があったことを認めた。 (01:32)
http://www.nikkei.co.jp/news/kaigai/20030403AT2M0303503042003.html