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韓国国会(定数273、欠員3)は2日、政府が求めていたイラク戦争への派兵案を採決し、賛成多数で可決した。国内の反戦世論の盛り上がりから採決は2度にわたって見送られてきたが、同日午前、盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が国政演説で同意を呼びかけ、最大勢力の野党ハンナラ党も採決を受け入れた。
韓国政府は、600人以下の建設工兵と100人以下の医療支援団という非戦闘要員を派兵する方針。先発隊は4月中にも派遣される見込み。
採決には256人がのぞみ、結果は賛成179、反対68、棄権9だった。通過を受け、大統領報道官は「北の核問題を平和的に解決し、韓(朝鮮)半島での戦争を防ぐという盧大統領の苦渋の選択を理解してもらったのだと思う。国会の同意が分裂した国論を一つにするきっかけになることを望む」と語った。
しかし、与党の新千年民主党は賛成(49人)が反対を6人上回っただけ。ハンナラ党も22人が反対に回った。国内では連日、反戦集会が開かれている。労組や市民団体は「来春の総選挙では、同意案に賛成した議員の当選を阻む」と公言しているほか、3日には憲法裁判所に取り消しを求めて提訴する構えだ。 (04/02 23:20)
http://www.asahi.com/international/update/0402/024.html