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マスコミは「物まね野郎」 米国防長官、追及に激高
【ワシントン1日共同】「一紙が書けばみな右へ倣えする。マスコミは物まね野郎だ」。イラク戦争での米軍部隊配置をめぐり、会見で記者団に欠陥を追及されたラムズフェルド米国防長官は一日、怒りで顔を赤く染めながら反論を続けた。
普段は笑みを絶やさず、記者団の鋭い質問をユーモアを交え切り返すのを得意とするラムズフェルド長官だが、この日の表情にそのような余裕は全く感じられなかった。
より大規模な部隊派遣を求めた制服組の進言を却下、戦争長期化を招いたとの報道によって責任問題に火がつくのを恐れているかのようだ。戦争計画について「私はボスだが、計画立案者ではない」などと責任逃れとも取れる発言も飛び出す。
その一方で「欠陥のあった計画とは距離を置こうとしているのか」と突っ込まれると「断じて違う。これは素晴らしい計画だ。トミー・フランクス(中央軍司令官)は素晴らしい仕事をしている」と論点をずらし、いら立つ表情を見せた。
会見に同席した米軍制服組トップのマイヤーズ統合参謀本部議長も国防総省の結束ぶりをアピールしたいのか、長官に向けられた「現場司令官は計画を批判しているが」との質問を自ら引き取って「それは完全なうそだ。戦場で勇敢に戦う兵士への害にしかならない」とまくし立てたが、逆に米軍首脳部の焦燥感を全世界に露呈したようでもあった。
(了) 04/02