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(回答先: 奴らはイラク人をはじめから人間とは思ってないですよ。 投稿者 佐渡島三郎 日時 2003 年 4 月 08 日 09:33:20)
>彼等も同じ人間だという発想はみじんもないと
>俺は思う。
>奴らはイラク人をゴミだと思っているから
>あんな簡単に殺せるんだと思います。
>欧米人は日本人を含むアジア人、中東人、アフリカ人、
>中南米人を人間にはカウントしてないですよ。
まあ,一口に「アメリカ人」と言っても,いろいろな人種,いろいろな民族の集まりですから,一概には言えないですし,
実際の兵士などは低所得層出身で占められますから,マイノリティーの比率が高くなる和ですが,
実際には手を汚さず,兵士に虐殺を命令する
アメリカの国家意思を決定するような連中には,その意識が濃厚でしょうね。
われわれのごく近い先祖も,「黄色いサル」として
何十万人もなぶり殺しにあいました。
(それに対する怒りを少しも継承していない「われわれ」とは一体何者なのでしょう?)
>同じ人間どうしなのに人間とは思ってない。
>どうして???
>私心配。脅威を感じる。だからあんた死んでちょうだい。
>私には守る権利がある
近世になってから,これほどの大規模な侵略,土地の収奪,先住民の虐殺の上に成り立った国も珍しい。
相手を人間と思ったら国を作れない。
だから「敵」を人間と思うな。狩猟の獲物と同じだ。
奪い取った土地を「守る」ためにまた殺戮。
「開拓」(=「搾取)時代に培ったこのような精神構造が,精神のDNAとなって,アメリカの,特に保守派の白人の精神構造の中に流れている,
そのようにしか考えられません。
そうしたシリアル・キラーのDNAをしこんだアメリカを事実上乗っ取ったのが,これまた「選民思想」に貫かれたユダヤの一派(そこが,カナダなど他の植民国家とは異なる点)。ユダヤをひと括りにしてはいけないが,「選民思想」は「多民族否定」に転化する危険性を常に孕む。
植民地収奪精神に選民思想がブレンドされた恐ろしい国家ができあがった,それがアメリカの一面である,と言えるのでしょう。
国内の先住民は狩り尽くした。
次はどこだ。日本だ。朝鮮だ。ベトナムだ。イラクだ。そして次は?
もちろんアメリカは多様性そのものを特徴としますから
「アメリカの良心」が力を得る日が来るかもしれません。
しかし,この国の構造的な成り立ちを考えるとき,自己中心主義=自国中心主義が庶民の端々にまで染み渡っていることを思うととき
私は,どうしても悲観的な考えの方に傾いてしまいます。