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今日は久々に日本のTV各局も、臨時番組を組むほど、米軍のバグダッド侵攻は衝撃的だったようです。
しかしさきほど「御用メディア」NHKも、現地からの情報を総括していましたが、結局戦闘があったのは、チグリス川西岸の大統領宮殿周辺だけだったようです。
その他の地域は、東岸のライブカメラでご覧になったように、比較的平静だったとのこと。
サハフ情報相の言葉をどれだけ信じるかはともかく、東岸のパレスチナホテルでは記者会見が開かれたことは事実。(彼は一時占拠されたと伝えられた、情報相からアッラシードホテルまで歩いて行けた、とまで言っていましたが…)
推測するに、先週末以来の米軍のカルバラ−ナジャフ戦線の「突破」は、その直前まで記者の非難にさらされていた米政権中枢のあせりと、砂嵐の到来や気温の上昇前(どなたか気象情報の提供、お願いします)になんとか戦果を拡大しようという思惑の産物のように思えます。
そういった意表をついた攻撃の前に、イラク側も浮き足立っているように見えます。
あるいは、度重なる爆撃で機能を停止していた大統領宮殿を死守する価値なしと合理的に判断し、さっさと撤退してしまったのかもしれませんが、やはり、世界に与える政治的インパクトは大きかった。
ただ、今日のもヒットアンドアウェイっぽい(NHKで江畑が言っていたように、戦車60両、装甲車45両というのは、市街地制圧維持には少なすぎ)ので、翌日以降も米軍が大統領宮殿を維持し続けるかどうかは疑問です。
なにはともあれ、ここ2,3日で、バグダッド攻略の長期化か短期終了かの重要な分岐が来るように思えます。