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●『USA TODAY』といえば米国最大の部数を誇る日刊新聞であります。
スターリニストのナベツネが、ドナーロニキ(笑)の拡張軍団を
動員してトロツキスト的拡張によってとにかく一〇〇〇万部にも
部数を増やした(全盛期のプラウダを凌ぐ勢い……)嫁売り新聞には
かなわないとしてもね。(笑)
アメリカにおいて部数ナンバーワンの新聞にするというのは
並大抵のことではありません。なにしろとにかくおバカな
衆愚新聞にしないと読まれないからな。(笑)
興味ぶかいことに、内容はともかく部数だけは
一流のクオリティペーパーなみに「厳選」されている
3K新聞が、日本では『USA TODAY』の売り子を
やってるんですな。↓
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http://www.sankei.co.jp/pr/usat/
USA TODAY
購読のご案内
米国の“今と未来”を産経新聞がお届けします
USA TODAYは1982年発刊という 比較的新しい新聞です。
20年で発行部数230万部という米国No.1の新聞に成長しました。
その理由は、徹底した読者本位の新聞づくりにあります。
簡潔な文章と写真・イラストで、政治・国際・経済情報や、
インターネッ ト情報、ハリウッドなどのエンターテインメント情報、
スポーツ・ニュースなど を満載。米国の“今と未来”を知るうえで、
最高の情報源と言えるでしょ う。
「ニュース」「マネー」「スポーツ」「ライフ」の4部構成で、
「質が高く読みやすい新聞」が編集の基本方針で す。
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●『USA TODAY』が、おバカでユーザフレンドリーな
紙面作りに腐心していることは、つぎの紹介文からも
わかりますね。
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http://www.atom.co.jp/classic/USATODAY/What.html
USA TODAY紙がアメリカで唯一の全国紙と
して誕生して10年。現在は全米で約700万
人の読者を誇り、世界でもアジアからヨー
ロッパまで約90ヶ国の人々に愛読されてい
ます。USA TODAY紙は、主なターゲットを、
テレビを見て育ってきた世代以降にすえ、カ
ラーをふんだんに使い、ビジュアルな紙面で
構成されています。
読者は、easy listening musicでも聞くか
のように簡潔で、消化の良いニュースを読む
ことができます。
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●ところが衆愚フレンドリーな紙面づくりに腐心するあまり、
ほんとに心が腐ってしまったら、これはシャレになりませんワナ。
●最新の本日の『USA TODAY』によれば、米国の乞食軍団の
やつらは、ウダイの屋敷に侵入してバーベキューパーティーを
やったそうですな。
山賊ってゆーか、こいつら単なるドロボーじゃん。(笑)
やっぱ、世界最凶の「ならずもの」だわコイツら。
●だけど、こういうのを嬉々として伝える米国のメディアも
もう道徳的にはケダモノ以下に堕ちましたな。
このニュース記事は、米軍の集団ドロボー行為をとがめているのか
嬉々として報じているのか、はてどっちかいな? ……と
迷うんですけど、見出しと冒頭の書き出しには品格とかそういう
ものが感じられないんですワ。
やっぱり「痛快な出来事」として伝えているようなのですよ。
●チキンが悪くなっていて腹でもこわしたら、この乞食軍勢は
「ウダイの生物化学兵器テロ」などと騒ぐんでしょうな。
意地の汚いやつらに武器なんかもたせちゃいけないね。
……で、こういう泥棒集団を応援している日本政府は
もじどおりの「泥縄」ですか。
こういうのを後押ししている川口外娼あたりは
「貞“争”観念が欠落している」と言われても仕方ないですな。
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USA TODAY
http://www.usatoday.com/news/world/iraq/2003-04-06-palace-uday_x.htm
Posted 4/6/2003 8:49 PM Updated 4/6/2003 9:06 PM
Uday Hussein's estate yields feast for eyes, stomach
【ウダイ・フセインのお屋敷で、たらふくたべて目の保養の大宴会】
By Sean D. Naylor, Special for USA TODAY
WEST OF BAGHDAD, Iraq -- U.S. troops may not have cooked Saddam Hussein's goose. But they've eaten a lot of his son's chicken.
【バグダッド西部――米軍はサダム・フセインのガチョウを焼き鳥にすることは叶わなかったようだ【★訳注1】。しかし連中は、サダムの息子のチキンをたらふく喰らった。】
The opportunity for the unexpected feast, all the more welcome for exhausted soldiers who have eaten little but the military's ready-to-eat meals for the past two weeks, came Friday when soldiers from the 3rd Squadron, 7th Cavalry Regiment, of the Army's 3rd Infantry Division (Mechanized), happened upon an estate owned by Saddam's eldest son.
【先週の金曜日、陸軍の第3騎兵大隊と第7機甲連隊、第3歩兵師団(機械化部隊)の所属する兵士たちがサダムの長男のお屋敷をたまたま襲撃した。そこで思ってもいなかった祝宴の好機が訪れた。軍隊式のインスタント食品ばかりを二週間も喰わせられていいかげん飽き飽きしていた兵士の諸君には、まさに天恵であった。】
The troops were trying to locate the source of a mortar that had shelled the squadron's tactical operations center, about nine miles southwest of Baghdad. Locals told them a nearby estate belonged to Uday Hussein, who is also founder of the Fedayeen Saddam, a paramilitary group that has been the most persistent in attacking allied forces. Uday Hussein is unpopular among most Iraqis. Having used his father's position to enrich himself, he barely survived an assassination attempt in 1996.
【じつはこれらの部隊は、バグダッドの南西およそ9マイルのところに騎兵大隊の戦術運用センターを設営することのなり、建設に使えそうなモルタルをどこかから入手できないものかと探していたのである。地元の住民から、ウダイ・フセインが私有する屋敷が近所にあると教えられた。ウダイといえば、“団子軍”に最もねばりづよく攻撃を続けてきた準軍事組織“フェダイーン・サダム”の創設者である。ウダイ・フセインはたいていのイラク国民から嫌われている。親父の地位を利用して富を享受し、1996年に暗殺されかけたが辛くも生き延びた人物なのだ。】
When troops entered the estate, which included two villas, a swimming pool and a yacht on a trailer, they found that U.S. airstrikes had paid a visit. Capt. Brett Bair described it as "a pretty nice-looking villa, until a JDAM hit it right in the center." The other home had met with a similar fate, said the battle captain of the squadron's tactical operations center.
【部隊がこのお屋敷に突入してみると、敷地には2つの邸宅と水泳プールと、牽引車に載っかったヨットがあった。だがアメリカから先客があったようだ。つまり、もう空爆の洗礼を受けていた。ブレット・ベア大尉によれば「おしゃれなお屋敷だったようだね、JDAM(衛星誘導爆弾)をまともに喰らうまでの話だけどさ」とのこと。もう一軒の邸宅のほうも似たような惨状をさらしていた、と騎兵大隊戦術運用センターの戦闘指揮官は語った。】
There were no Iraqi troops or weapons on the estate, which covers hundreds of acres. But U.S. soldiers found hundreds of pounds of frozen chicken in one building. They proceeded to cook as much of it as possible over an open fire. "We ate the hell out of some chicken," said Staff Sgt. Rodney Trotter, 26, a non-commissioned operations officer from Gadsden, Ala.
【屋敷にはイラク軍の部隊も兵器も見あたらなかった。敷地は何百エーカーもある広大な場所だったのにである。ただし米軍兵士たちは、ある建家から数百ポンドもの冷凍チキンを見つけだした。彼らはそれを運べるだけ運んできて野火で調理した。「どえらい量のチキンを喰いましたよ」と語るのはロドニー・トロッター三等曹長(26歳)。アラバマ州ガズデンからやってきた下士官だ。】
The soldiers also noticed an enormous light-blue tractor-trailer hidden in a warehouse. Their first thought, Bair said, was that it might be a mobile chemical weapons laboratory. But when they opened it, they found it probably served a more prosaic purpose.
【兵士たちは納屋に隠されていた巨大なトレーラートラックも見つけた。ベア大尉によれば、彼らは最初、これは移動式の化学兵器実験室かもしれないと思っていたという。だが扉をあけて車内を見ると、どうやらもっと平凡な目的で使われていることがわかった。】
The 100-foot-long, 30-foot-wide trailer looked "nothing special" from the outside, according to Bair. Inside, he said, were two luxurious bedrooms, a fully equipped kitchen and bathroom, tiled floors and a large living room with picture windows, the soldiers said. "A family of six could live in there comfortably," Bair said.
【このトレーラーは長さが30メートル、幅も10メートルちかくあったが、外見は「何ら変わったところがなかった」とベア大尉。ところが兵士たちによれば、車内に入ってみると豪勢なベッドルームが2つもあり、すべての道具がそろったキッチンとバスルームもあった。床はちゃんとタイルが貼られていたし、巨大なリビングルームには大きな一枚ガラスの見晴らし窓までついていたという。「六人家族が楽々くらせる設備でしたよ」とベア大尉は語る。】
A local who went into the trailer emerged with a photo album that included pictures of Uday Hussein at a party. In them, he is using the crutches he has needed since the assassination attempt.
【このトレーラーに入った近隣住民のひとりが、一冊のアルバムを持って中から出てきた。みるとパーティーに出席しているウダイ・フセインのいろいろな写真が貼ってあった。写真にうつったウダイは松葉杖をついていた。暗殺未遂事件の直後に写されたものだったのだろう。】
The low regard with which Saddam's son is held here was quickly demonstrated to the U.S. troops who entered the compound. Within an hour, the locals who went in with them had ransacked the mobile home and the rest of the compound, taking everything of value. "These dudes, if it wasn't concreted into the ground, they'd take it. They redefined looting," Capt. Adam Beard said.
【屋敷に侵入した米軍は、ここがサダムの息子の所有物だということにはほとんど関心を示さなかった。だが兵士たちといっしょに敷地内に入った近隣住民は、“トレーラー住宅”や敷地内の建物でかたっぱしから略奪を行ない、価値があるものをすべて持ち出した。「あいつらは、(財物を)地下に埋めてコンクリで固めでもしないかぎり、かたっぱしから盗むやつらですからね。略奪がどんなものか、認識をあらためましたね」とアダム・ベアード大尉が語った。【★訳注2】】
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Contributing: Naylor writes for the Army Times , an independent publication owned by USA TODAY's parent company, Gannett Co. Inc.
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●●訳注
★訳注1
「U.S. troops may not have cooked Saddam Hussein's goose.」
この英文に出てくる「cook 〜's goose」には、口語表現として
「人の機会[計画, 希望]をだいなしにする, チャンスをつぶす」とか
さらに俗語では「人を殺す(懲らしめる)」という意味がある。
つまり「サダムのガチョウを盗んで焼き鳥にした」という文面通りの
意味だけでなく、「サダムを殺した」という含意もある。
だからこの記事の書き出しは、
「米軍の部隊は、サダム殺しをまだ実現できてないようだが、
ウダイのチキンを盗んで喰った」という含意がある。
……ちなみに「goose(グース)」の複数形は「geese(ギース)」
であるが、某有名英語辞典によれば(似非クレーマーが辞書の
出版元にバカな言いがかりをつけるかもしれないから名前は
伏しますが)、こういう俗語もある。
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[通例 geese で]*《韻俗》 [derog.] ユダヤ人, ユダヤ野郎 (Jews)
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★訳注2
"These dudes, if it wasn't concreted into the ground,
they'd take it. They redefined looting."
ベアード大尉は、イラクの一般住民による略奪を嗤っていたのかも
しれないが、米兵自身の略奪行為を嘆いていたとも解釈できる。
「dude」にはこんな意味がある――
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1 気取り屋, しゃれ者 (dandy).
2 (西部の牧場に遊山に来る)東部の観光客.
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そして「loot」にも、こういう意味がある――
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n. 戦利品, 略奪品; 略奪(行為);
《官吏の》 不正利得; 《口》 贈り物, 購入品;
《俗》 金 (money), 財, 金目のもの.
vt., vi. 略奪する, 〈家・都市など〉から略奪する; 不正利得を得る.
〜er n. 略奪者; 不正利得者.
[ヒンディ語由来]
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