現在地 HOME > 掲示板 > 戦争30 > 1007.html ★阿修羅♪ |
|
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/20030407k0000e030019000c.html
露大使銃撃:
米軍とイラク軍の交戦に巻き込まれた 露同行記者
【モスクワ町田幸彦】バグダッド郊外で6日、在イラク・ロシア大使館のチトレンコ大使ら二十数人の乗った車列が銃撃された事件で、同行したロシア人記者は同日、「車列が米軍とイラク軍の交戦に巻き込まれた」と述べた。国営ロシア・テレビのミナコフ記者が同テレビ局に語った。イラク軍、米軍のいずれが銃撃したかは確認されていないが、負傷者の1人の腹部に米海兵隊の使う自動小銃M16の弾丸2発が当たったという。
ミナコフ記者によると、車列の一行は大使館員が6台、テレビ局関係者が2台の車に分乗し、バグダッド郊外に出る際に2度にわたり銃撃に遭った。チトレンコ大使は無事だったが、大使館員3人が重傷、同2人が軽傷を負った。記者は、車列が走行中に「米軍によるイラク軍部隊への銃撃が起きた」と語った。
負傷者が出たため車外に出て、「50〜70メートルまで近づいた米軍機甲部隊に向かって白布を振り、医療援助を求めたが、米軍部隊はそのまま過ぎ去った」と同記者は明言している。一行は途中のファルジャで一泊し、7日夜までにシリア入りする予定だ。
米中東軍は「現場はイラク軍の陣地内だった」として米軍による車列攻撃を否定した。しかし、AFP通信によると、米統合参謀本部は車列攻撃について、はまだ調査が必要とみている。
ロシアのメディアでは米軍の銃撃が事件の原因との見方が広がっている。イラク戦争でぎくしゃくしている米露関係に影響を及ぼすのは必至だ。
[毎日新聞4月7日] ( 2003-04-07-10:20 )