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政府が3月28日に打ち上げた情報収集衛星(IGS)2基の軌道に関するデータを、米国とカナダでつくる北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)が公表していたことが1日、分かった。政府は、事実上の偵察衛星となるIGSの軌道データを非公開とし、打ち上げ時にも情報統制をしたが、衛星が地上を離れてしまえば秘密を完全に保持するのは難しいようだ。
NORADは人工衛星やロケットの残がいなど、地球周辺の宇宙空間にあるさまざまな物体を監視、公表しており、日本政府が軍事衛星と位置付けていないIGSも、こうした通常業務の一環で取り扱われたとみられる。公開されたのは地軸と軌道との角度や速度などの基本データで、IGSを運用する内閣衛星情報センターは「これだけでは、衛星の軌道を正確に推定することはできない」としている。 【金田健】
[毎日新聞4月1日] ( 2003-04-01-21:19 )
http://www.mainichi.co.jp/news/flash/seiji/20030402k0000m010130000c.html