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【ワシントン=大内佐紀】1日付米ワシントン・ポスト紙(電子版)は、フセイン政権が崩壊した後に米軍が主導する予定のイラク暫定統治で、ラムズフェルド国防長官が、元中央情報局(CIA)長官のジェームズ・ウールジー氏を重用したい考えだと伝えた。ウールジー氏は、CIA長官時代から、フセイン政権転覆の必要性を強調、対イラク工作を指揮してきた経緯がある。長官とは、かねてより親交が深い。
同紙によると、長官は当初、ウールジー氏を暫定統治下のイラク情報省幹部に充てる考えだったが、ホワイトハウスから待ったがかかった。それでも長官は、ほかの主要ポストへの同氏起用にこだわっているという。
一方、国務省は暫定統治の主要ポストに8人の名前を提示。これに対しては、長官が「小粒の官僚」と拒否し、国防総省と国務省の関係を一層、冷え込ませているという。8人の中には、中東地域で大使を経験した人物が複数含まれる。
(2003/4/1/19:58 読売新聞 無断転載禁止)