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｜｜｜｜｜｜｜ シオンとの架け橋
＿＼＼｜／／＿ イスラエル・ニュース
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＿＿＿土＿＿＿ http://www.zion-jpn.or.jp
「エルサレムの平和のために祈れ」 詩 122
本紙の発行は、原則として毎週火曜と金曜です。
=====【今号のポイント】================================
★(30日)安息日問題で連立政権の危機
★(31日)ネタニヤの自爆テロで３９名負傷
★( 1日)アラブ系市民が爆弾を製造
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2003年3月30日（日）
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＊イラク西部のミサイル発射基地を、英軍とオーストラリア軍が占領。
しかし、まだ移動式ミサイル発射台がどこかに隠されている疑いがあ
り、国防軍は警戒を続ける構え。(P,H)
＊ブッシュ大統領とブレア首相は、和平ロードマップを「早期に」発表
すると語った。しかし、実際の発表はイラク戦後になるとイスラエル
政府は分析。(P)
＊オルマート商業相が、シヌイ党の要求により安息日の労働禁止監査を
中止した問題で、ＮＲＰが連立離脱を表明し、閣議を欠席か。シャロ
ン首相は今朝、オルマート氏と会談し、対策を検討する。(P,H)
＊「土地の日」となる今日、アラブ系市民が各地で抗議行動をするが、
警察は暴動にならない限りアラブ人地区には近づかない構え。アラブ
系市民の指導者は平静を呼びかけている。(P)
＊シャロム外相は昨日から米国を訪問中。アナン事務総長と会談後、パ
ウエル国務長官やライス補佐官らとの会談が予定されている。議題は
主に、新しく自治政府首相になったアッバース氏との関係。(H)
＊自治政府新首相のアッバース氏は、ハマスやイスラム聖戦の代表者と、
テロの中止を交渉中か。イスラエルは、自治政府がテロ抑止を引き受
けた地域から順に軍を撤退させることを検討中。(H)
＊金曜に西岸地区のツルカームとガザのカンユニスで、それぞれ１名の
パレスチナ人が国防軍の銃撃で死亡。(H)
＊国防軍は先週、史上初めて女性兵士１２００名を予備役に召集。しか
し、全員が召集の翌日には指定された場所に集まった。(P)
＊先週金曜の神殿の丘での礼拝は、危険を防ぐため４０歳以下の立ち入
りを禁止する措置が取られた。(P)
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2003年3月31日（月）
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＊ネタニヤで自爆テロがあり、３９名が負傷。うち２名は重体となって
いる。犯人は即死した。イスラム聖戦が「イラクへのプレゼント」だ
とする犯行声明を出した。イスラエルで自爆テロがあったのは３月５
日以来のこと。(P,T,H)
＊ネタニヤフ蔵相の導入する財政削減策に反対するため、月曜朝から官
公庁労働者がストを決行する構え。教職員は先週から出勤遅延闘争を
続けており、学校の始業時間は１時間遅れとなっている。(P,H)
＊ガザの立入禁止区域に侵入していたパレスチナ人２名を国防軍が銃撃
戦で射殺。パレスチナ人らは情報収集活動を行っていたもよう。(H,T)
＊ヘブロンで、１７歳の少年が基地に侵入して兵士を刺傷。すぐに取り
押さえられた。(H,P)
＊安息日問題で連立離脱を表明していたＮＲＰが、シャロン首相の慰留
で残留を決定。オルマート商業相は監査を見直すと語った。(H,7)
＊ハイファ市議会の労働党議員７名は、全員が次期選挙で労働党から出
馬しない方針。元ハイファ市長のミツナ氏が率いる労働党の凋落ぶり
を示した。(H)
＊ナチ占領下で１９４３年に発生したワルシャワゲットー蜂起で、地中
に隠された関係者の名簿などを発掘する作業が今朝から開始。発見さ
れれば、蜂起の歴史が明らかになると期待されている。(H)
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2003年4月1日（火）
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＊西岸地区のカルキリヤに近いアラブ系市民の村で、イスラム聖戦の爆
弾工場が３週間前に摘発されていたことが判明。報道規制が昨日解除
され、明らかになった。(P,H,T)
＊シリアから数千人の志願兵がイラクに入国していることが判明。レバ
ノン等のパレスチナ難民キャンプに始まり、広くアラブ各国から志願
兵が集まっているという。(P,H)
＊ラビン首相暗殺事件の犯人、アミルの監視役だったアビシャイ・ラビ
ブが、アミルの殺意を事前に知りつつ通報しなかったとして訴えられ
ている事件で、エルサレム地裁はラビブを無罪に。(H,7)
＊ヒスタドルートのペレツ議長とネタニヤフ蔵相はスト回避のため昨日
会談。しかし、交渉に進展が無かったため、官公庁のストライキはさ
らに広がる恐れ。(H,P)
＊国会の国防外交委員会で演説したシャロン首相は、パレスチナと非公
式に和平交渉を行っていると発表。アラファト議長からアッバース新
首相への権限委譲に期待を示した。(P,H)
＊イスラム聖戦がテロ強化を宣言する一方、アルアクサ殉教団はイラク
戦争の間はテロを中止すると発表した。(H)
＊ハイファ近郊のセファルアムで、ワンルームのアパートに住んでいた
７０歳の姉妹２人が、部屋に目張りをして窒息死。警察長官は「戦争
の犠牲者だ」と語った。(H)
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関連用語データベース・1999年10月以降の記事の全文検索は
http://www.zion-jpn.or.jp/p0404.htm へどうぞ
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［情報源略号表］
P=エルサレム・ポスト http://www.jpost.co.il/
H=ハアレツ http://www.haaretzdaily.com/
7=アルツ７ http://www.a7.org/
T=イスラエル・トゥデイ http://www.zion-jpn.or.jp/israel_today/
( )内の記号が情報源。メディアにより掲載日が異なる場合もあり。
［転載・引用・再配布について］
教会活動等の非営利目的ならばＯＫです。ユダヤ人および
各宗教教派に批判的な文脈での引用はしないで下さい。
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発行：「シオンとの架け橋」 http://www.zion-jpn.or.jp/
編集：石井田直二 naoji@zion-jpn.or.jp
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題名には必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。