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[カラカス(ベネズエラ) 30日 ロイター] ベネズエラのラミレス・エネルギー・鉱業相は、チャベス大統領が米国主導のイラク戦争に反対を唱えているものの、米国の石油業者らに対する供給は保証する、と発言した。
左派のチャベス大統領は、今回の米英軍による対イラク軍事攻撃を強く批判しており、特に、一般市民に犠牲者が出ていることを非難している。チャベス大統領は、イラクのフセイン大統領との友好関係を維持していたことで、過去に米国政府の怒りを買ったことがある。
ベネズエラは世界第5位の原油輸出国であり、米国の主要な原油・石油製品供給元でもある。ベネズエラ駐在イラク大使は、世界の産油国に対し、米国と英国への石油輸出を停止するよう呼びかけた。
ラミレス・エネルギー・鉱業相は現地のテレビで、チャベス大統領の反戦姿勢は、他の国連加盟国や石油輸出国機構(OPEC)加盟国が表明しているそれと全く同じだ、と述べた。
同相は、「我が国がOPECで常に維持してきた方針は、石油を政治の武器とするべきではないというもので、これは政府の方針でもある」と語った。