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米国務長官「テロ支援国家」に警告 シリア、イランを名指し
2003.03.31
Web posted at: 16:14 JST
- CNN
ワシントン(CNN) パウエル米国務長官は30日、ユダヤ系ロビー団体「アメリカ・イスラエル広報委員会(AIPAC)」の会合で演説し、米政府はテロ支援や大量破壊兵器の開発を続ける国家の責任を追及するとの警告を発した。同長官はシリアとイラクを名指しし、これらの国がテロ支援などを中止すれば米国は援助を強化すると述べた。
シリアについては、暗視装置などの軍用品をイラクに搬入させたとの疑惑が指摘されている。パウエル長官は「シリアは滅び行くフセイン政権のテロ組織への支援を続けるか、希望に満ちた別の道を取るかの選択を迫られている」と語った。シリア当局は疑惑を否定している。
また、大量破壊兵器開発の疑いが持たれているイランに対し、パウエル長官は「開発を中止するなら、米国はイラン国民が平和で安全に暮らせるための援助を惜しまない」と述べた。