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昨日(3・30)の深夜に放送された「CNNニュース」と「BBCニュース」によれば、「イラク侵略戦争」の戦域はイラク領内にとどまらずクウェート領内にも拡大していると思われる。
[CNNニュース]
● 日本時間3・30午後8時頃、クウェートにあるキャンプ・ウダイリが爆発物を積んだ軽トラックに攻撃され10名を超える兵士が負傷したと報じた。基地のPXにアクセスした後に起爆させた模様。攻撃者の国籍や人種は不明とのこと。
[BBCニュース]
● BBCの記者がクウェートからイラクに向かう米英軍の補給の状況を取材し、「イラクに入ってから危険というわけではなく、クウェート領内でも危険がある。先ほども大きな補給トラックの車列が攻撃を受け止まり、機関銃を持った兵士が集まってきた」とレポートした。
★ 昨日の“ミサイル騒動”で顕在化したが、「イラク侵略戦争」の唯一とも言える陸上部隊侵攻拠点になっているクウェートの情勢があやしくなってきた。
米英侵略軍は、イラクと戦うだけではなく、クウェートの反米英勢力とも戦わなければならない状況に陥っている。
イラク攻撃に向け米軍がクウェートに部隊を展開した時点から、クウェート領の島で訓練をしていた米軍兵士が銃撃を受けたり、クウェート本土でも自動車に乗った米軍兵士が襲撃されていた。
土曜日に起きたクウェート市中心部の“ミサイル騒動”も、反米英活動の一環である可能性が高そうだ。
米英政権は、勝利できない侵略戦争にしがみつき虐殺と破壊を重ねるのではなく、少しでも政治的威信が保てるよう早期の政治的決着をつけて撤退するのが賢明である。
※ 参照書き込みリスト
『主要メディアはクウェート市の大爆発を「シルクワーム着弾」で“報道統一” [CNNニュース/NHKニュース] 【「対テロ戦争」を叫ぶ勢力が「爆弾テロ」の隠蔽工作か】』
( http://www.asyura.com/0304/war29/msg/503.html )
『「警報がないままミサイルがクウェート市に着弾 [CNNニュース]【米軍の弛緩ぶりは目に余る。イラク南部は混迷状態か】」』
( http://www.asyura.com/0304/war29/msg/462.html )
「クウェート市の大爆発は「爆弾テロ」の可能性/カタールのドーハでも「テロ」の疑いがある爆発 [CNNニュース]」
( http://www.asyura.com/0304/war29/msg/465.html )