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[ワシントン 29日 ロイター] ラムズフェルド米国防長官は、イラク攻撃に投入する部隊や装備の規模に関する米国防当局者らの助言を、再三にわたって拒否したという。
31日発売予定の米誌ニューヨーカーに掲載されるジャーナリスト、シーモア・ハーシュ氏の記事が伝えたもの。
同氏が情報当局高官の発言として伝えたところによると、ラムズフェルド長官はイラク開戦前の準備段階で少なくとも6回にわたり、地上部隊の数を大幅に縮小するよう主張し、自分の意見を押し通した。
同長官は、米中央軍のフランクス司令官の助言も拒否したという。同司令官は、トルコからの進軍が不可能となった部隊を別ルートからイラク入りさせるまで、開戦を遅らせるべきだと進言していた。
また、イラク側の抗戦のレベルについても、同長官に誤算があったという。
記事によると、米国防総省のある高官は「ラムズフェルド長官は(イラク攻撃について)自分の理解度の方が上だと考え、あらゆる局面で意思決定者となった」と述べるとともに、同長官が大規模な地上部隊の派遣を望まなかったことは失敗だった、と指摘した。
米国防総省はこの記事について、今のところ何もコメントしていない。